【三志塾】 塾長yoneの授業日記
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2010年07月20日(火) |
天道御供というお祭り |
午前3時に起床。 今日は、私の住む町内(大和高田市・元町二丁目町内会)で 「天道御供(てんとうごく)」と呼ばれる古くから伝わるお祭りがあり、 そのお手伝いをしました。
神様の祠(ほこら)のすぐ前にお供えしているのは「土用餅」。 こし餡を使ったシンプルな餡つけ餅で、約500個お供えしています。 かつては「はらわた餅」と呼んでいたこのお餅、 暑い夏を元気に乗り切る夏バテ防止のスタミナ源ということで、 神主さんに祝詞(のりと)をあげていただいた後で、 町内の1軒1軒にこの土用餅が配られます。
昔、町内で疫病が流行したことがあり、 それを鎮めるために町内に御座します「太神宮(だいじんぐう)」に祈願したことが、 町内行事(お祭り)になるきっかけだったと言われています。
この「天道御供」は、 昨日の午後から町内の皆さんでお供え物の買い出しや飾りつけなどの下準備をし、 夜明け前に祠の前に集まり、朝日が昇るのを待つというもので、 そのお祭りの内容や、「太神宮」「天道御供」の名前から考えても、 天照大神(あまてらすおおみかみ)、つまり太陽の神様との関係、 また、伊勢神宮とのつながりがある信仰・お祭りではないかと思われます。
午前5時、朝日が昇りかけ、空が白み始めた頃、 神主さんが祝詞をあげてくださいました。
これで今年の夏も元気に過ごせそうです。 ありがたや、ありがたや m(__)m
過去の今日・・・
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