【三志塾】 塾長yoneの授業日記
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小学5年生クラスは、 どの子も活発で学習に対してとても積極的。 間違いを恐れず、いろんな問題に果敢にチャレンジしてくれる。
活発で積極的であるがゆえに、 このクラスでは、毎回様々な “迷解答” “珍解答” が登場し、 私を笑わせてくれる。
今日の国語でもなかなかスゴい “迷解答” が登場した。
(問い) 次の下線部の漢字の読みを書きなさい。
「筆舌につくしがたい」
この「筆舌」の読み、 「ひつぜつ」と正解した子は、たった1人の男の子だけ。 他の子たちは「ひつした」やら「ふでした」と書いている。
しかし、「ひつした」「ふでした」と間違ったのは、まだマシ。
中に、「ひつたん」と書いている子がいる。
「ひつたん」??
「ひつ」は分かるが、「たん」とは一体・・・? そこで、その子にたずねてみたところ、
「だって、焼肉屋で『塩タン』っていうのがあって、・・・」
と、その子が私に真剣に説明し始めた。
・・・なるほど、分かった!
「塩タン」、つまり塩味の牛タン。牛タンと言えば牛の舌の部分。
「牛の舌」=「牛タン」 よって、「舌」=「タン」。
何という豊かな想像力! もちろん間違いではあるけれど、 目のつけどころの鋭さには驚かされ、思わず感心してしまった。
「筆舌」は、「ひつタン」と読む。
私の塾にまた新たな伝説が加わった(笑)
*ちなみに、ご存知の方も多いとは思いますが、 「タン」は、英語で「舌」を意味する tongue の音に由来しているそうですね。
過去の今日・・・
2000年12月07日(木) 体調不良 1999年12月07日(火) 個人懇談会
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