【三志塾】 塾長yoneの授業日記

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2004年11月07日(日) フランダースの犬

幼い頃にTVで毎週欠かさず見ていた、
世界名作劇場の「フランダースの犬」と「母をたずねて三千里」を
最近なぜか無性に見たくなり、
先日からYahoo!オークションでそのDVDやビデオを探しては入札していた。

きょう、落札したうちの「フランダースの犬」のビデオが届いた。
30年ほど前にTVで見たのと同じ全52話が11巻のビデオに収録されている。
パッケージに描かれているネロとパトラッシュの絵を見ただけで
あの頃の感動がよみがえり、思わず涙が出そうになる。
見る前からこんな事だと、実際にビデオを見れば、
泣きっぱなしになるのではないかと思う。

※「フランダースの犬」のあらすじは次のとおり。内容を知りたくない方は読まないでね※

ベルギーのフランダース地方の小さな村。
幼い頃に両親を亡くした少年ネロは、
牛乳運びの仕事をする祖父ジェハンを手伝いながら、
貧しいながらも幸せに暮らしていました。

ネロのささやかな夢は、絵を描くことと、
いつか町にあるアントワープ大教会の布に被われた
ルーベンスの「聖母昇天」の絵(その絵は、記憶の中のお母さんとの思い出の絵)
を見ることでした。

ある日、ネロは、主人に酷使されて捨てられた老犬・パトラッシュを助けて
一緒に暮らすようになりました。

村一番の地主コゼツの一人娘アロアもネロの良き理解者で、
ネロとパトラッシュ、そしてアロアの3人は、
山にいちごを摘みにいったり、絵を描いたり、とても仲のいい友達でした。

しかし、貧しさと絵を描く夢が、いつしかコゼツや村人との溝を
広げてしまい、コゼツはネロとアロアの交際を禁止してしまいます。

悲しみの中、ネロは絵を描き、コンクールに出品することを決意します。
発表はクリスマス・イブ。
しかし、その直前にジェハンじいさんが亡くなり、
そしてコンクールにも落選してしまいます・・・。

失意の中、町をさまようネロは、コゼツが落とした財布を見つけます。
それをコゼツの家に届けると、
パトラッシュとともに雪の中へ飛び出していきました。

あとでそのことを知ったコゼツは、
すぐにネロを探しにいきますが、見つかりません。
実はその時、ネロとパトラッシュは、
あのアントワープ大教会の中にいたのでした。

ふたりは、雪明かりに照らされたルーベンスの「聖母昇天」の絵の下で、
飢えと寒さのために、
しかし、とても幸せそうな微笑みを浮かべながら目を閉じ、
天国に召されていくのでした・・・



過去の今日・・・
2001年11月07日(水) 久々のカミナリ



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