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2007年07月17日(火) |
「ダイ・ハード4.0」 |
いやー痛快!(笑) 全てがド派手でアクション凄くて難しいこと考えずに観てられる単純明快ストーリー、こういうのは好きだなあ。シリーズとしての「ダイ・ハード」らしさを追求する人にはまた違った意見もあるかもしれないけど、私はすごい楽しめました。面白かった!
現代のIT社会を逆手に取った前代未聞のサイバーテロが発生、それに肉体一つで立ち向かうマクレーン刑事。ストーリーはこれだけです。敵の最先端デジタル攻撃に身体で張り合うアナログぶりが見ていて爽快、そしてやられてもやられても絶対死なない常軌を逸した不死身っぷりはシリーズ最高と言っても過言ではありません。die hardすぎる!運の悪さがウリだったマクレーンなのにこれではまるで強運の持ち主ではないか(笑)。だって戦闘機と向かい合ってミサイル撃たれても死なないんだよ!「24」のジャック・バウアーもびっくりだよ!団塊の世代はすごいや! ブルース・ウィリスも去年「16ブロック」とか観たときにはずいぶん老けたなぁーとしみじみ思ったものですが、今回は派手なアクションが違和感ないくらいの肉体派に復活。安心して見てられました。あと今回マクレーンと一緒に行動してたハッカーの男の子が、なんていうか現代っ子風のちゃっかり感を醸し出してるキャラでまた良い。彼ちょっと若い頃のキアヌに似てませんか。いや→IMDbとかで改めて素顔を見てみたら全然違ったんですけど(笑)、全体的な雰囲気かなあ。ビルとテッドをやってた頃のキアヌ(昔すぎる…!)を思わせるものがあって、なんだか可愛く見えました。 主役の二人に比べると敵側に少々迫力がありませんでしたが、でもまあいいよね!そういう映画だし!あーでもマギーQはすごかった。強すぎです。さすがのマクレーンも彼女には負けちゃうんじゃないかと一瞬疑ってしまったよ(笑)。 今回監督がレン・ワイズマンだそうで、この人は女性が強く戦う姿がお好みなのかな?(笑) 私この監督けっこう好きです。「アンダーワールド」シリーズでも独特の世界観を持ってる感じがツボ。
テロはテロでも蓋を開けてみればアメリカ内部の内輪問題、そういうところも個人的に好感持てました。他国を悪者にしてアメリカがヒーロー!っていう話は、ありきたりだしね。
****** ダイ・ハード4.0 【LIVE FREE OR DIE HARD】
2007年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:レン・ワイズマン 出演:ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、 (劇場鑑賞)
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