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ジュードが美しくて溜息が出ます…!ハンサムでかっこよくて甘くロマンチックな正統派ジュード・ロウが久々に堪能できる一作。ジュードファンには文句なしにオススメよ!絶対観なさい!おすぎです!
まあ見どころは別にジュードだけではなくて、お話自体も普通におすすめ。すごく後味の良い映画だと思うなー。LAに住むアマンダとロンドンに住むアイリスという二人の女性が、互いに家を交換し合ってそこで休暇をすごす。二人ともこれまでの恋人に見切りをつけた傷心の旅なんだけど、それぞれ相手の家で新しい出会いがあるわけです。 なのでストーリーはLAとロンドン二箇所で同時進行。私はどっちの話も好きです。どっちかというとLAに飛んだアイリスの方が、恋愛以外に老脚本家との出会いがあったりして奥行きのある話になってるかな。イーライ・ウォラック演じるこの脚本家とのエピソードがまたいいんだ!批評家協会の授賞式シーンでは思わずじんときてしまう。 しかしロンドンで過ごすアマンダの方も決して悪くありません。何しろこっちにはジュードが出てくる(そこか)。こちらは主に二人の恋の模様だけが描かれますが、実は彼にもちょっとした秘密があって、秘密が明らかになってからのジュードもまた素敵で!ジュードが…もう…本当に…っ!!!
これ人物設定も上手いと思うのね。キャメロン・ディアス演じるアマンダは予告編制作会社を経営してる女社長で豪邸に住んでるセレブ&やり手なんだけど、意外にも恋愛には臆病で自分に自信がなくて悲観的な性格だったりする。そして子供の頃の両親の離婚をきっかけに、哀しくても一切涙が出ない体質になってしまっている。 一方ケイト・ウィンスレッド演じるアイリスはよく泣きます。事あるごとにわんわん泣いてる(笑)。彼女は新聞社に勤めるOLで、振り向いてくれない恋人を延々思い続けたりして煮え切らない性格かと思いきや、けっこう行動力があって周囲を引っ張っていくタイプ。このギャップが面白い。それに何より二人ともすごく可愛い!特にキャメロン・ディアスの終盤は最高だったな〜。必死に(でも嬉しそうに)走ってる姿に客席から声援を送りたくなりましたよ。(そしてその後に出てくるジュードがまた…!美しい男が涙を流す姿ってほんとたまらない…っていうかジュードの話ばかりですいませんすいません)
そんなわけで私は非常に楽しめました。こんな話現実には絶対ありえないよ!という意見もあるかもしれませんが(そして確かにその通りなんですが)、でも、だからこそ映画じゃないですか!それが映画の良いところじゃないの!なんていうかこう、ひとときの夢を見せてもらった感じで、とにかくとても後味が良かったです。 しかし考えてみると、突発的に二週間の連続休暇を取って逃避旅行…というこのシチュエーション自体がまず夢物語なのかもしれませんな(笑)。普通に会社勤めの身だとなかなかできないもんね…。
あ、途中で大物俳優がカメオ出演してますよー それからアマンダが作った予告編の中で出てくる若手二人も、もちろん本物です!
****** ホリデイ 【THE HOLIDAY】
2006年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:ナンシー・メイヤーズ 出演:キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、 ケイト・ウィンスレッド、ジャック・ブラック (劇場鑑賞)
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