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実を申しますとわたくしベン・アフレックさんがちょっとあんまり得意ではなかったりするのでこの映画どうしようかな〜と微妙に躊躇していたのですが、でもコリン・ファレルを見たいという欲望がアフレックさんを避けたい気持ちを上回りました。だってこの子(この子呼ばわり)なんか可愛い。ポストブラピとか言われてたけど既にそこから離れた独自の魅力があると思うの絶対。っつーことで今回アタシの目的はコリン君☆だから!、と高らかに宣言したところ「ほんっとに、おすぎと似てるよね」とすかさず友人の指摘が入りました。何やらおすぎも先日テレビでコリン・ファレルについて熱く語ってたそうで……うむ、やはりそうであったか…おすぎ、我が同志よ。いや、むしろライバル?
そんなおすぎと私の心を捉えてやまないコリン君、良かったです!実に良かった!(笑) 「マイノリティ・リポート」でのかわゆいエリートメガネちゃん(サスペンダー着用)役も記憶に新しいところですが、本作では強面スキンヘッドの悪役。役名:ブルズア〜イ 特技:手裏剣。いや、ほんとだってば! 手裏剣投げる投げる。それで手当たり次第投げて投げて殺しまくってたくせに、手裏剣の予備がなくなっちゃったとたん突然半泣き。かわいい。でも投げるものが出来たらまた嬉々として復活。えらい単純です。かわいい。あと、あれだけインパクトのある出で立ちをしてながら「俺もコスチュームが欲しい」って!(爆笑) ちょっと、作ってあげてよ誰か! ていうかそのままでもデアデビルよりよっぽどイケてると思うけど。 いやあ、期待を裏切りませんでしたコリン・ファレル。何というか、馬鹿馬鹿しい役に全力投球なとこがグー! バッチグー! お姉さんはキミが好きだ!
まあ映画としては、こう、どことなく少々散漫な気が…どうせマンガちっくにするならもっと弾けてもよかったんじゃないかなあ、と思いました。水の中で寝るんじゃ寝返りうつのも命がけだなあ、とか、デアデビルのマスクの額に付いてるあの微妙な大きさの突起物は一体何?何なの?ツノ?触覚?とか本筋とは無関係などうでもいいことが気になって仕方なかったです。アメコミ原作ということで、ちょっとスパイダーマンとかぶる感じもありました。暗い過去とか、あとビルの谷間を飛び回るし、…って、これからマンハッタンはデアデビルがいるわスパイダーマンもいるわでなかなか大変じゃないかしら。テリトリー的に。ヘルズキッチンはデアデビル、ソーホーはスパイダーマンとか分担したりして。あーでも二人ともびゅんびゅん空飛び回るから地区で割るより曜日別シフト制にした方がいいかもしれないですね。月水金はデアデビル、火木土はスパイダーマンとか。(何の話だ。)
あ、それから、蛇足ながら。コリン君ファンは最後まで席を立ってはいけません。たいしたことないけどね。
****** デアデビル 【DAREDEVIL】
2003年 アメリカ / 日本公開:2003年 監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ベン・アフレック、ジェニファー・ガーナー、 コリン・ファレル、マイケル・クラーク・ダンカン (劇場鑑賞)
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