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つうことで12/31は渋谷パンテオンにてオールナイトの年越しイベント「カウントダウン 映画でお正月2003年!」に参加して映画館で新年を迎えた管理人でございます皆さん明けましておめでとう! 今年もよろしく! このイベント私は初めてだったんですが毎年恒例らしいですね(でも渋谷でやるのは今年で最後だそうです)。31日夜の10時にスタートして終わったのが1日の朝5時半、上映されたのは「ゴーストシップ」「007/ダイ・アナザー・デイ」「ハンテッド」の三作。んで、順番に振り返ってみようと思います。まずは2002年最後に観た映画となった作品、「ゴーストシップ」。ジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスのホラー専門会社による制作で「TATARI」「13ゴースト」に続く第三弾。
タイトル日本語に訳すと「幽霊船」になるかと思いますが、もうそのまんまのお話というか、思いっきりホラーです。40年前に謎のまま消え失せたイタリアの豪華客船が現代に突如出現。とある経緯で発見したサルベージ会社の乗組員たちがそこで体験する身も凍る出来事の数々。
良い意味で典型的なお化け屋敷映画だと思いました。お化け屋敷って、特にストーリーがあるわけじゃなくて、入り口から出口までの恐怖を楽しむものじゃないですか。この映画も同じで、あまりストーリーにこだわらずその場その場で演出される恐怖を素直に味わった方が楽しめます。いちおう謎解きっぽくはなっているんだけどね。オチにはあまり期待しない方がいいんじゃないかなー、と。
でもまあ、最初からこんなこと言うのもアレですけど、今回観た3作の中では私はこの「ゴーストシップ」が一番良かったです。演出がなかなか上手くて楽しめる(=怖がれる)。グロさと怖さが適度に配分されていて、冒頭なんてうえぇぇいきなりこれかよ気持ち悪いー!とびっくりするし、ドアの向こうはどうなってるんだ!あの角を曲がると何があるんだ!みたいな心理的な恐怖も煽られる。何度かビクッ!とさせられて観てるうちに自然と身体に力が入ってしまったよ。他にも回想シーンのテンポとか爆発シーンとか、色々と映像が素晴らしい。お見事でした。
主演のジュリアナ・マーグリーズさんって、どっかで見たなあと思ってたら「ER」の人ね! あとはガブリエル・バーンとか出てます。けど、ダンガリーシャツにプチスカーフに紺のPコートなんてちょっと船乗りスタイル意識しすぎではないでしょうか(笑)。まあいいですけど。キャプテンだし。
日本では今月11日から公開とのことです。公式サイトは→コチラ。「Flash Site」がちょっとゲーム風で、映画の雰囲気そのままの凝った作り。観た後だとよりいっそう楽しめます。
****** ゴーストシップ 【GHOST SHIP】
2002年 アメリカ / 日本公開:2002年 監督:スティーヴ・ベック 出演:ジュリアナ・マーグリーズ、ガブリエル・バーン、 ロン・エルダード、イザイア・ワシントン (劇場鑑賞)
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