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本当はゴスフォード・パークを観る予定だったのですが、っていうか観る気満々で劇場まで行ったのですが、これがものすごい混雑! 外までずらーっと並んでるんですよ。上映されてる恵比寿ガーデンシネマがそんなに大きい会場ではないってこともあるんですが、それにしてもあんなに混んでるなんて。仕方ないので今回は潔く断念。
で、代わりに「マッスルヒート」。何だこの脈絡のなさは! まあいいじゃないですか。ケイン・コスギ実は好きです。こう、生真面目でどことなくストイックな感じが可愛くてよろしい。(何様) ケイン・コスギが主演でこのタイトルで、あと予告編を見た印象などから、ケインがリングの上でひたすら格闘し続けるような映画かと予想していたらそういうわけでもなかったです。でも率直な感想としてはイマイチ。アクションだけでなく荒廃した近未来とか兄妹愛とか仲間とか色々な要素を取り入れてまとめようとしているのは良くわかるのですが、ちょっとそれが逆効果というか…、うーん、無理にストーリー性を持たせる必要はなかったんじゃないでしょうか。さして必要とも思われない脇の設定を細かく描いてるためにケインは台詞も少ないし終始無表情を強いられてるし、主演なのに可哀相だなあという気がしました。ほんとにね、ニコリともしないんですよ。笑うと可愛いのに勿体ない。最後の最後で、あっ笑うかな、と思いきやそのまま暗転だし(笑)。もちろんアクションは文句なしです!筋肉スゴイです。ラストの対決なんて北斗の拳かと思いました。スタントなしで演じたそうですよ。いやもう、ほんとスゴイです。頑張ったねケイン。
あと裏の主役とも思われる活躍ぶりだったのが悪役の加藤雅也。ヒップホップ系ファッションからマフィア系スーツ、果てはタトゥー入り(メイクだろうけどさ)の半裸まで披露してくれます。この人やっぱりカッコイイよね? どうだろう。それにあまり歳をとってないっていうか、斎藤由貴に向かって「君は、僕を、スキになる」とか言ってた頃と雰囲気が変わらない気がします。ひゃー懐かしー。憶えてる人いるかな。どうでもいいけどあの頃は加藤昌也だったんだよね、確か。 反対に(失礼ながら)歳とったなあと思ってしまったのが哀川翔。色々大変な役でした。私はこの人見ると無条件で「とんぼ」を思い出してしまうんですけど。「とんぼ」のツネ。ひゃー懐かしー。憶えてる人いるかな。(しつこい)
****** マッスルヒート
2002年 日本 監督:下山天 出演:ケイン・コスギ、哀川翔、加藤雅也 橘実里、金子昇 (劇場鑑賞)
----- 今日の私信 -----
◇ オリバー・プラット、確かに味があっていいですね〜。ちょっと古いですが「三銃士」の時とか良く憶えてます。最近だと(といってももう古めですが…)ロビン・ウィリアムズの「アンドリューNDR114」にも出てましたよね。 それからゲイリー・オールドマンは私も大好きなんです! セクシーだし、それに、役柄ごとにまるで別人かと思わせるような(笑)あの演技力! たまらないです。
◇ ね?「PLANNET OF THE APES/猿の惑星」、誰かに解説して欲しいです、よね?(笑) ティム・ロスにはビックリしましたけど。というか、私ははじめ誰だかわからなかったです(笑) 「ハッシュ!」ぜひ見てみたいと思います。最近邦画に興味が出てきたので楽しみ!
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