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2002年09月02日(月) |
ラジオタウンで恋をして |
キアヌ・リーブス出演作ではどれが一番お気に入り? と聞かれたら「スピード」も「マトリックス」も差し置いて、思わずコレ! …と即答したくなるほど私的に大好きな一品。まだキアヌがあまり知られてない頃、いや、次第に注目されつつあった頃、かな。そのあたりの映画です。 舞台は1950年初頭のニューオリンズ、人々がラジオに耳を傾けて暮らしていた時代。キアヌ扮するラジオ局の新米ライターが、久方ぶりに帰郷した15歳年上の叔母(といっても血のつながりはないんだけど)と恋に落ちるんです。うわあ(萌)。それだけで素敵でしょ? で、同じ頃街にやってきた曲者ラジオドラマ作家のピーター・フォークはそんな彼らを煽りつつ、そのままネタにして自分のドラマを脚色してしまう。その劇中劇とキアヌ達の様子が錯綜してお話が進んでゆくラブコメです。
バーバラ・ハーシーも素敵だしピーター・フォークの怪演も良いんだけど、やっぱり私にとってはキアヌ・リーブスの可愛らしさ!これに尽きます。以後有名になってからもラブストーリーはいくつかやってるけど、こんなにひたむきに恋に焦がれる彼の姿って他ではちょっと見られないんじゃないかなあ。半ズボンとかはいちゃって声は高いし、ニコニコ笑って可愛い可愛い。映画として非の打ち所のない出来映え!ってわけでもないし、キアヌが物凄くカッコイイ!ってわけでもないし、素晴らしい見事な演技だ!ってわけでも勿論(オイ)ないのだけど、この映画のキアヌを見てるのが、私はいまだに一番好きです。
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さてそんなキアヌ君、実は本日9月2日、めでたくお誕生日を迎えましたのでした! Happy Birthday! この映画では21歳の恋する青年を演じていた彼も、気が付けばもう…、…38? わ。さんじゅうはち。いつの間に。私がファンになった頃は余裕で20代だったのになあ。 もうココまで来たら40になろうが50になろうがとことんしつこく見守っていくつもりなので、もはや恒例となったラジー賞ノミネートや世の酷評など気にせず(今までも特に気にしてなさそうだけど)これからも思うがままに生きておくれキアヌよ。その 天然ぶり 、…じゃなかった、ええと、無垢な自然体、が貴方の魅力なのだから。バンド活動に没頭するもよし、日替わりで女性と遊ぶもよし、バイク乗り回すもよし。ただし事故には十分気を付けるように。 最近の彼はどうやらマトリックスの撮影も無事終わり、ロスに戻った模様。10月にはバンドの方で来日の予定もあるようです。ゆっくりリフレッシュして、またいろんな映画に出てね。お誕生日おめでとう。
****** ラジオタウンで恋をして 【TUNE IN TOMORROW... :Aunt Julia and the Scriptwriter 】
1990年アメリカ / 日本公開:1991年 監督:ジョン・アミエル 出演:キアヌ・リーブス、バーバラ・ハーシー ピーター・フォーク (ビデオ鑑賞)
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