■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
■好きなのはハリウッドエンターテイメント。邦画は苦手。イケメン俳優に甘いです。美しい男を発掘するのがライフワークです。
■最近ようやくツイッター始めましたー。→Twitter




INDEX←backnext→


2002年04月25日(木) ビューティフル・マインド

見応えありました。良かったです! だたこれ、…何とコメントを書いてよいやら困りますね…。先入観を持たずに観た方がいい、と聞いていたので鑑賞前には出来る限り情報を取り入れないよう努力していたのですが、そうしていて本当によかったと思いました。未見の方にはぜひ、なるべく予備知識を入れずに観て欲しい。実在の天才数学者ジョン・ナッシュ氏の人生を描いたドラマ。内容についてはそれだけ知ってれば十分です。

ラッセル・クロウ、(実は私あまり好きではないのですが、)やっぱり上手かったです。個人的には、「グラディエーター」よりも今作でオスカー獲得してほしかったな。いや、「グラディエーター」が良くなかったと言いたいのではなくて。もちろんデンゼル・ワシントンじゃ不服だと言いたいわけでもなくて。純粋に、感動させられる演技だったという意味です。
ジェニファー・コネリーも良かった。妻として愛する人を支えるって大変なことだとしみじみしてしまったよ(いや私自身は未婚なんですが)。ラストの方の、誇らしげな、凛とした微笑みがとても印象に残りました。

俳優陣のことだけじゃなくて、例えば話の展開なんかもね、とても自然で見事なんですよ。上映時間は割と長めですがあまり気にならなかった。音楽の使い方も効果的。ロン・ハワードやるなあ。脱帽。この人の映画を全部観てるわけじゃないけど、観客を引き込むのが上手い監督さんだという気がします。「アポロ13」や「バックドラフト」を初めて観た時も、こんな風に、気付いたら夢中にさせられていた。


何というか、何でもないことのように毎日暮らしているけれども、人間は脆くデリケートだし、私達は思いの外不安定な状態で生きているのかもしれないなあ、と、そんなことを考えました。アカデミー賞授賞式にはナッシュ博士ご本人が来てましたよね、ご夫妻で。映画がどの程度事実に基づいているのか詳しくは知りませんが、博士には今後とも日々元気で穏やかに過ごしてほしいです。



******
ビューティフル・マインド 【A BEAUTIFUL MIND】

2001年アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ロン・ハワード
出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー
エド・ハリス
(劇場鑑賞)


INDEX←backnext→


My追加
利音 |Mail  | Twitter





 「エンピツユニオン」