娘のおけいこの帰り道、二条駅から西に見えた空は、藍色と青とオレンジとピンクのグラディエーションで、娘が「ママ、お空が四色になっている。」と言って、にっこり。そんな会話をしながら、地下鉄の連絡通路の階段をおりて行き…北山通の地下鉄の駅を出た頃には、とっぷりと日は暮れていました。空には、白く輝くお月さま、今宵は「後の月」。十三夜は、金色でもなく、銀色でもなく、透明感のある白色の輝きを放っていました。