2003年07月19日(土) |
「かぶとむししんぶん」/アブラゼミの羽化を探しに。 |
朝、起きると、
カブトムシのメスのカナチャン(←こういう名前になった…笑)が、
昆虫ゼリーに頭をつっこんで、
一心不乱にお食事をしていました。
オスのひっつきクンは、
虫かごの天井に仰向けになってひっついている…笑。
おのおのが好き勝手に過ごしています。
娘に「『かぶとむししんぶん』を作ってみたら?」と提案。
早速、娘は記者に早変わりです。^-^
娘は、まず1ページ目に「ぜりぃ」と「き」のことを記事に。
それから、ひっつきクンの絵を描きました。
ひっつきクンの姿をよく観察するために
おそるおそるふたをとってみましたが、
彼は別に飛んで逃げる様子もなさそうです。
娘はじぃっと”つの”や脚の形の特徴をとらえて描いています。
観察する前には、「ねぇ、かぶと虫って、足4本?」などと
あさってなことを言っていたので(苦笑)、
やっぱり飼うことにしてよかったです…。
カナチャンは午前中、ずっとゼリーに頭をつっこんだまま…
ずいぶんと食いしん坊さんです。
ひっつきクンの方はしばらくすると土にもぐっていきました。
角を使って、押し進むように土の中に入って行きます。
おぉ、こうやって潜っていくのね…。(ちょっと感動したり。)
しばらくほっておいたら、いつのまにかカナちゃんも潜っていました。
やっとお食事終わったのね…笑。
「ちょっとぉ、そこどいてよね」
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今森光彦さんの『昆虫記』(福音館書店)をながめていましたら、
アブラゼミの羽化の様子を撮った写真がありました。
羽化した瞬間のセミの羽は白くてとても美しいのです。
セミの幼虫が土からはい出すのは日没直後なんだそう。
羽化する様子が見たくて、
7時半頃、懐中電灯を片手に、向かいの公園に出かけてみました。
(もちろん虫よけに、長そで、長ズボン…)
今年は涼しいからか、あまりまだセミも鳴いていません。
うーん、果たして今夜、羽化するセミはいるのかしら…と思いながら
木の幹に懐中電灯の光を当てて、探しました。
娘と言えば、どこからか木の枝をひろってきて、
「セミはどこにいますか?」と
棒の倒れる方向を頼りに探そうとしています、笑。
あのねぇ…コックリさんじゃないんだから。(まったく…!)
「あ、いた!」
パパが木をのぼっていく幼虫の姿を見つけました。
あのセミの抜け殻色をした幼虫が、
ゆっくりゆっくりと、木を登って行きます。
(もうずいぶんと高いところまで、登っていました。なので写真撮れず…。)
わぁ、こんな姿を見るのははじめて。
いつも抜け殻になったものを見ているだけだものねぇ…笑。
幼虫はずっと登り続けています。
見上げるほど高い木の幹で、やっと止まった様子。
うーん、羽化の様子を観察するには高すぎます。
けれど、抜け殻となる前のその姿とのぼっていく様子を見られたので
今夜はよしとしましょう…。
次回、探しにいくときはもう少し早くに公園にこなくちゃね。^-^
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