私は講談社のおははしキャラバン隊へ、
娘はピアノの先生と一緒にコンサートホールへ、
パパはおうちでお仕事…と、
昼間は三人三様の過ごし方をしたお休み…
(娘が親から離れてお出かけする…!
小学生になると、こんなお休みの過ごし方も出てくるのですね…。)
夜になってから、三人で自転車に乗って蛍を見に出かけました。
いつも行く疎水の蛍スポット。
草むらでじっと光るメス、
ふぅわりと疎水の上を飛び交うオス…
そして、ふっと桜の枝やもみじの枝にとまって休む。
しばらくそんな蛍たちの円舞を楽しんだ後、
明日には学校があるので、名残を惜しみつつ帰ることに。
帰り道、いつもとは違うルートで自転車を走らせました。
「あそこの用水路沿いに、もしかしたらいるかもね」
そういって、とある道にさしかかりました。
すると…
その用水路沿いのお宅の生け垣に、
蛍はぽぅっと光りながらおりました。
そのお宅のご主人が、なぜか遅い時間に水まきをしながら
”蛍”接待をしてくださいました…(^-^)
「ほら、お嬢ちゃん、ほたる…」
生け垣にとまっていた蛍を、ご主人が手の中に入れて、
そおっと娘の手にのせて下さいました。
蛍は、娘の手の上で、緑色の光をぽぅっとともします。
そのうちふっと飛んで、娘の胸元に止まりました。
ふふっ、蛍のブローチだね。
しばらくそこで蛍と戯れた後、
ご主人にお礼を言って別れをつげ、
また用水路沿いを、ゆっくりと自転車を走らせました。
ところどころ、生け垣で光る蛍たち…。
「あ〜ぁ、ゆうちゃんもこんなおうちに住みたい!」と娘…。
本当に…そうだね…。
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