ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年07月25日(木) 不思議な出来事

今週は、夫が学会で北海道に出かけてしまいました。

娘と二人っきりだと寂しいので、こんなときには、母を呼びます。

(父が単身赴任なので、母もふだんは一人きり。)


このところずっと後頭部と首が痛い私は、

娘のプール通いを母にまかせて、今日は整形外科へと向かいました。

病院の帰り道、

キラキラと輝く高野川の浅瀬を、ゆっくりとした足どりで歩く、

コサギたちの様子が見えました。

優雅なたたずまいで、川面に足を浸している様子を

ぼぅっとながめていましたら、めずらしく携帯電話が鳴り出しました。

出てみると、それは娘からの電話でした。

「ママがまだかえってこないから、さびしい。」・・・

なんとも情けない声です。

いつもなら、おばあちゃんと二人でも大丈夫なのに・・・。

「もう少しで家に帰るから、まっていてね」。


帰ってくると、娘とおばあちゃんが

さっき、とっても不思議な出来事があったって言うんです。

何かと申しますと、私が帰るずいぶん前に

「ピンポーン」とチャイムがなったので、

娘とおばあちゃんが、玄関に行ったところ、

「わたし」という声がしたらしいのです。

ところが、ドアを開けてみますと、

そこには、誰もいなかったらしい・・・。

そしてその「わたし」という声が、「私」の声だった!と

母まで一緒になって言うんです!

で、母は私に何かあったんではないかと、

心配になったって言うのですが・・・

う〜ん、ちょっと背筋がぞくっとするお話でございます。


家に帰ると、なんだか娘はだるそうにしていました。

しばらくすると、「のどが痛い」と言い出しました。

念のため熱を計ると・・・38.6度!

あらあら夏風邪をひいてしまいました!

ふらふらで歩けない娘をおんぶして、タクシーに乗り込み、小児科へ。

今週は毎日、医者通い・・・とほほ。


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ところで、夕方に、朝日新聞の集金の方が見えました。

思うに昼間の「わたし」は

「あさひしんぶんでございます」だったのではないかと、

思う私でありました・・・(^-^)

真相は・・・「?」・・・のままでございます。



夜になると、

銀色の光を放つおつきさまに出合いました。

今宵の夜空は、

十六夜の月に照らされて、

やけに明るく見えました。





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