今週は、夫が学会で北海道に出かけてしまいました。
娘と二人っきりだと寂しいので、こんなときには、母を呼びます。
(父が単身赴任なので、母もふだんは一人きり。)
このところずっと後頭部と首が痛い私は、
娘のプール通いを母にまかせて、今日は整形外科へと向かいました。
病院の帰り道、
キラキラと輝く高野川の浅瀬を、ゆっくりとした足どりで歩く、
コサギたちの様子が見えました。
優雅なたたずまいで、川面に足を浸している様子を
ぼぅっとながめていましたら、めずらしく携帯電話が鳴り出しました。
出てみると、それは娘からの電話でした。
「ママがまだかえってこないから、さびしい。」・・・
なんとも情けない声です。
いつもなら、おばあちゃんと二人でも大丈夫なのに・・・。
「もう少しで家に帰るから、まっていてね」。
帰ってくると、娘とおばあちゃんが
さっき、とっても不思議な出来事があったって言うんです。
何かと申しますと、私が帰るずいぶん前に
「ピンポーン」とチャイムがなったので、
娘とおばあちゃんが、玄関に行ったところ、
「わたし」という声がしたらしいのです。
ところが、ドアを開けてみますと、
そこには、誰もいなかったらしい・・・。
そしてその「わたし」という声が、「私」の声だった!と
母まで一緒になって言うんです!
で、母は私に何かあったんではないかと、
心配になったって言うのですが・・・
う〜ん、ちょっと背筋がぞくっとするお話でございます。
家に帰ると、なんだか娘はだるそうにしていました。
しばらくすると、「のどが痛い」と言い出しました。
念のため熱を計ると・・・38.6度!
あらあら夏風邪をひいてしまいました!
ふらふらで歩けない娘をおんぶして、タクシーに乗り込み、小児科へ。
今週は毎日、医者通い・・・とほほ。
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ところで、夕方に、朝日新聞の集金の方が見えました。
思うに昼間の「わたし」は
「あさひしんぶんでございます」だったのではないかと、
思う私でありました・・・(^-^)
真相は・・・「?」・・・のままでございます。
夜になると、
銀色の光を放つおつきさまに出合いました。
今宵の夜空は、
十六夜の月に照らされて、
やけに明るく見えました。
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