2002年07月11日(木) |
いちばんぼし、みぃつけた! |
台風が置いていった涼風のおかげで、
京都はとても過ごしやすい1日でした。
もうすぐ祇園祭とは思えないぐらいの涼しさです。
夕方、すだれを通して金色の光が入ってきたので、
外に出てみました。
金色のおひさまに照らされて、黒い雲も下半分は金色になっています。
7時前、娘を誘って、
沈みゆくお日様が作り出す空をながめることにしました。
涼しい風に吹かれながらてすりにもたれて
金色から次第にあかね色に変わっていく雲の様子をながめていました。
そうして、空の色が、
青色から次第に透明がかった水色になりかけた頃、
突然、ひとつの光が輝きはじめました。
キラっと、クリスタルな光を放って、金星があらわれたのです。
金星が空に輝きはじめる瞬間を、はじめて見ました。
こんな明るい空の中に、あらわれることを知って
ちょっと心が嬉しくて、ぴょんぴょんと躍リだしました。
「ほら!いちばんぼしだよ!」
娘は指さしながら、
「いちばんぼし、みぃつけた♪」とにっこり。
そのうち、雲が金星を隠してしまったので、
ほんの3分ほどの出来事でした。
それからも、刻々と空の様子は変化していきます。
黒い雲の間に出来た赤いラインは、まるでマグマが走っているよう・・・
上を見上げると、まだ明るい空色・・・
ピンクにそまった子牛が一頭、おりました(^-^)
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