今日は気持ちのいいお天気でした。
さわやかな5月の風が、
窓辺に吊るしたウインドチャイムを軽やかに奏でながら、
たまに近所の家に咲く花の甘い香りを運んできます。
しばらくすると・・・
風は、「ぶ〜ん」という、低くうなるような音を運んできました。
・・・?・・・
なんだろうと、窓の外に目をやると・・・
!!!!!!!!
お向かいの家の2階の屋根のあたりを覆い尽すようにして、
何千と思われる蜂が飛んでいました。
「ぶ〜ん」という、うなるような音は、
その何千もの蜂たちが発する羽音だったんです!
あわてて、向うのお部屋で仕事をしていたパパを呼びに行きました。
パパの話しによると、どうやらこの蜂の群れは、
「分蜂」という行動をおこしているようです。
「分蜂」というのは、次の女王ばちの誕生の前に、
前の女王ばちが、約半分の働きバチと共に、新営巣地を求めて
巣分かれすることらしいのです。
研究者の血が騒いだ夫は、双眼鏡を手に、
外へ様子を見に行きました・・・。
今まで気づかなかったけれど、お向かいの家の軒下には
蜂の巣があったようです。
蜂の群れはやがて、東の方へと移動していきました。
さて、前女王ばちは一体どこに落ち着いたのでしょうか・・・。
(児童公園の近くはやめてね・・・女王蜂さん・・・)
・・・ああ、それにしても・・・びっくりした・・・。
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