ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年04月26日(金) わらべうた

京都家庭文庫地域文庫連絡会主催のわらべうたの講座に

参加いたしました。

講師は、梅花女子大学非常勤講師をしていらっしゃる

山本淳子先生。

先生は、鈴のなるような美しいお声・・・。

わらべうたが先生の口からこぼれ出たとたん、

とても不思議なやわらかい心地になるのを、感じました。

そして、その講座を受けにいらしていた方のお子さんたちと

わらべうたを通じて接しておられる姿に、

暖かく子どもを見守り、慈しみながら育てる・・・

そういう子育ての姿を見せていただいて、

私は涙がこぼれそうになりました。

(ああ、私もこんなふうに子育て出来ればいいのに・・・)


たとえば、こんなわらべうたをご紹介いただきました。


     ととけっこー、よがあけた

     まめでっぽー、おきてきな



朝、子どもを起こすときに、背中をとんとんとたたきながら、

「ととけっこー、よがあけた・・・♪」と起こせたなら、

なんて素敵な朝の訪れでしょう。

私はいつも「いつまで寝てるのー、いいかげんに起きなさい!」

と、朝からぷりぷりと怒りながら起こしていることもしばしば・・・

う〜ん、なんだか反省させられました。

明日から「ととけっこー」でおこしてみよう・・・。

その方が、親も子も気分いいよねぇ・・・きっと。


帰ってから娘に、今日、覚えてきた「そうめんにゅうめん」という

東京墨田区阿国の手遊びうたをしてあげました。


     そうめん にゅうめん 冷やそうめん

     蛎殻町(かきがらちょう)の ぶたやの おつねさん

     ちんぴ ちんぴ ちんぴ ちんぴ

     大根おろし 大根おろし 大根おろし 大根おろし



歌った後に、「みせですか? おくですか?」と聞きます。

そして、「おく」と子どもがこたえると、脇をこちょこちょ・・・

(「みせ」だと、手のひら)

これが、大喜びで・・・何度も繰り返し遊びました。



わらべうたについての本は、「えほんmemo」に書きましたので、

よろしかったら、ご覧下さいね。


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