ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年04月22日(月) 「山吹」

きのうずっと降っていた雨が、ようやく上がり、

今日はまた、まぶしい朝でした。

月曜日がお天気だと、

とても気分よく1週間を過ごせるような気持ちになれます。

幼稚園の帰り道、今日は「きらら」に乗りました。

「きらら」の外が見えるように設計された椅子に座ると、

今日は、よほど空気が澄んでいるのでしょう・・・

青々とした山がとても近くに見えました。

いつもの半分ぐらいの距離で、山へ行ける気がします。


ガレージに出来た水たまりに、水浴びをしにきている

すずめがいました。

・・・今日はとても暑いものね・・・

水たまりは、青空と白い雲を移して、

気持ちよさそうです。


・・・銀行の帰りには、

病院のひさしの端にとまっているツバメを見かけました。

ツバメはくちばしで、自分をきれいにしているところでした。

私たちがながめているのも、気がつかない素振りで

身繕いに余念がありません。

そうして、ときどき、ふわっとひろげる羽根を見ると、

玉虫色というのでしょうか・・・少し虹色に輝いて

羽根がとても美しいことを、娘と発見したのでした。

とてもおだやかな昼下がり・・・。



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土曜日には、矢橋(やばせ)の帰帆島公園へ、行きました。

詳しくは、そのうち過去にさかのぼって

書くことにして・・・

(撮ってきた花のことを少し、日々の「ひとコマ」に

おりまぜて、今週、ぼちぼちと書いていくつもりです・・・。)



            「せせらぎの池」という公園で、

            ひとえの「山吹」に出会いました。

            


            「山吹」は「やまぶき色」という色の名前で

            その名を最初に覚えました。

            「やまぶき色」というのが、

            この花の色のことだと知ったのは、

            いつのことだったでしょう・・・

            けれど、小学校の頃、色鉛筆に記された

            その名前になじんでいたからか、

            その花を見たときに、

            なんだか懐かしい気持ちになりました。

            「山吹色」という色名は、

            その昔、平安時代から使われていたようで、

            源氏物語にも、この色は出てくるそうです、




公園などで見る「山吹」は八重咲きのものが多く、

なかなかひとえの「山吹」に出会えません。

けれど・・・

私は、ひとえの「山吹」が好きです。



以前、お茶を習っていた頃、この季節に、おけいこに行くと、

ひとえの山吹が、茶花として土物の花瓶に生けられていました。

あのすぅっとのびた枝に咲いているたたずまい・・・

それは私の背筋もすぅっとのびていくような、

そんな空気を作り出しているのでした。




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こんなボタン、作ってみました。(*^^*)





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