ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年04月07日(日) 「わすれなぐさ」

日曜日、朝から雨の音がします。

マンションと違い、実家にいると

屋根に当たる雨の音が聞こえてきます。

その音の響きで、雨足の強弱を感じるのでした。

キッチンの開いている窓からは、

木々の葉に当たる雨の楽しげなメロディと、雨の日の匂い・・・。

それもずっと変わりません・・・私の学生時代のころから。

雨は、懐かしい気持ちを誘います。


       今、実家は花盛り。

       庭の小さな畑の畝の横には、

       毎年こぼれた種で勝手に生えてくる

       ビオラとわすれなぐさたちが、

       サニーレタスやほうれんそうたちの周りで

       咲いていました。

           

             

       チューリップ達も咲きそろっていました。

       今が一番、お庭が華やいでいる時・・・。

       どんよりとした空の下でも、

       そこだけ華やいでいます。

       むしろ・・・雨の粒たちが、色とりどりの花のいろを写して、

       小さな花の国を作っているのでした。

               



お昼すぎに雨があがったので、琵琶湖に出かけました。

鉛色の空を写した琵琶湖は、どんよりと重たい感じがします。

岩にあたる波も、けだるそうです。

こんな日は、空気も重いのか、風もあまり吹きません。

少し肌寒くて、暖かい飲み物が恋しくなりました。

自販機で買ったホットココアで、身体を暖めました♪


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こみち [風の小径]

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