ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年03月14日(木) 「保冷剤」

園から帰ってきたら、頭がガンガンする。

これはひどい・・・こんなの久しぶり。

明日は卒園の会のお手伝いがあって、熱は出せません。


「わるいけど、ママはこれから寝るから、

ゆうちゃん、一人で遊んでいてね。」と言い捨てて、

私は布団にはいりました。


娘が背後で半ベソをかいていますが、私も余裕がありません。

「もう!・・・お願いだから泣かないでよ・・・」

すると娘は「ゆうちゃん、泣いてないもん。

なみだが勝手に出るの!」と言いながら、

この間の発表会のビデオを見はじめました。

(ごめんよ〜〜〜〜〜、でも何もフォローできない私)


しばらくすると、

ズズズズーっと椅子をひきずる音。

ん???

そして、パタっと冷蔵庫の開く音・・・

???・・・なにやってるんだろ?・・・

そしてまた、ズズズズズーっと椅子をひきずってもどす音・・・


娘がこちらにやってきました。

そして、引き出しをあけて、なにかを取り出して・・・



「はい、ママ」と、タオルを巻いた保冷剤を持ってきて、

私のおでこにのせてくれました。


ありがと・・・

ちょっと涙が出ました。


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