ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年01月29日(火) 「十六夜」

娘は6日ぶりに登園した。

久々のお迎え・・・いつも横を通るお寺の白梅が、

ずいぶんとほころんでいる。

ふふっ、白梅はそっとほほえむ。

あ、賀茂大橋の上をコサギが飛んで行く・・・青い空の中を優雅な姿で。



久々の幼稚園、さぞや疲れているだろうと思ったら

思いの外元気だったので、ピアノのおけいこへ行く。

先生の家にあった「陰暦カレンダー」をみながら、

娘は「今日はどれ?」と聞く。

「まだ、このカレンダーははじまってないのよ」・・・

陰暦の新年、今年はどうやら2月11日のよう。

「今夜はたぶん十六夜」というと、

先生が「いざよいって、言葉のひびきがいいですね」とおっしゃった。

夜、冷たい空気のなかで輝くおつきさま。

ちぎれながら漂う雲を照らして、ビムロスのよう。










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