| 2002年12月06日(金) |
オヤジの方が熱い気がする。 |
オヤジと呼ぶには、年を取りすぎていて、 ジジィと呼ぶには早すぎるほどの熱い演奏をしていた、 ジャズピアニストのマル・ウォルドロン氏が亡くなったと聞いた。
12月2日に亡くなったと4日の報道で。
私が知ったのは、今日だった。 遅くなって、ごめんなさい。
私は、まだ、ちゃんとしたCDを聞いたことはないのですが、 有名な曲を多数、世に送り出している方です。
享年76歳。
死因は公開されていませんが、 大腸がんの診断をされていたそうですから、これが原因かもしれません。
どんな病気も「がん」と言えるようですが、辛い病気ですよね。
以前、オヤジ森山のライヴでセッションをしたのを聞いたことがあります。
ヨロヨロして、歩く時には杖でもついていそうな感じなのに、 ピアノの前に座り、ピアノを引き出したら、 ものすごいエネルギーが彼から伝わってきました。 そして、ピアノの音がすごく雄弁に語ってくるのがわかりました。
まさに、スイッチが入ったよう。 (きっと背中についていたに違いない:笑)
森山氏が子どもなら、マルも子ども。
二人とも楽しそうに、でも負けん気バリバリでプレイしてた。
おっ。そうきたか?じゃぁ、これならどうだ? む。それならこうしてやる。さぁ。付いてこれるか?
もちろん、無言です。
ピアノとドラムですから、口は開けますが、彼らは楽器が言葉です。 楽器で、音色で語るんです。
そして、それは観客である私たちにもビシバシ伝わってくる。
二人の緊張感が心地よく、 二人の間で交わされる声、音、音色、会話が楽しく、 ほほえましく、その感動に震えました。
懐かしい。
そのライヴ自体、二人で作ったCDの製作祝いなライヴだったのですが、 こんなにすごいものを聞いてしまった後では、 CDなんて平面な音を聞くことはできないと思って、買いませんでした。
いかん。
今日、帰りにショップに寄って確認しよう。 店頭に無かったら取り寄せしよう。
森山のオヤジさまが、またまたライヴをするそうです。 新宿ピットイン。来週の水、木。 木曜日に行きます。
きっと、マルのためにプレイしてくれると思うから。 そのライヴを聞くことがマルのためにできるもう一つのこと。
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