ひとみさんの日記

2007年01月08日(月) ヨハン・シュトラウスはひげにこだわる

今日、録画しておきましたウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのDVDをみました。今年のウィーン・フィルは楽しかった。指揮は巨匠「ズービン・メータ」ユーモアもあり、すごい指揮者でした!

ニューイヤーコンサートといえば、やはりワルツ王「ヨハン・シュトラウス」
今日みた番組でヨハン・シュトラウスとの距離がすこーし縮まりました。なぜか印象に残っているかといえば、途中の解説にあったヨハン・シュトラウスは自身のひげにこだわっていたこと!!いいじゃん、ヨハン・シュトラウス。ひげマニア(うそ)としては好感度大だね。絵をみるとなるほど、立派なおひげだ。
http://www.onyx.dti.ne.jp/~sissi/episode-51.htm

おしゃれで衣裳部屋には奥様もはいることができず、きまったものだけとのこだわり、トレードマークのおひげはきちんと黒く染めてその上、演奏会ではメイクまでしていたそうですよ。ホントか?と思わずテレビにひとりつっこみ。
産業革命で蒸気機関車などが発達して、ヨハン・シュトラウスは旅嫌いなくせに、次々に演奏旅行に行く。当時人気のシュトラウスの楽屋には女性からの花束でうめつくされるほど。それか!?やっぱりモチベーション大事よね(違)ヨーロッパ各地だけでなく、海をこえてアメリカへはニューヨークやなんと私の大好きなボストンにもいっていたとのこと!私はなぜかボストンに縁があるとひとりで勘違いしています。スターウォーズやハリーポッターのサントラを作ったジョン・ウィリアムズもボストンポップスだったし、初めていったアメリカもボストンだし(これはボストンポップス目当てだった)、小澤セイジもボストン交響楽団で随分と活動してたし、応援している西武ライオンズで活躍してた松坂はボストンのレッドソックスにいったし、クラムチャウダーは好きだし(もうここまでくるとほんと幸せだね・・と悲しそうな目でみられそう)
さてさて、旅などでそれぞれの国々、その頃の世の中の風習をあらわしたり、依頼される団体によって次々に柔軟に作曲をしていく。ヨハン・シュトラウス。そしてシュトラウス父、兄弟たち。すごいよ、君たち。それに機関車の曲なのに「ブレーキかけずに」ってすごいタイトルだと思うよ。

日本にもほんとかどうかしらないけど、伊藤博文がアプローチをしたが成功しなかったとのこと。 NHK交響楽団の第一コンサートマスターの篠崎氏(ケンサクしてたら、(Mr.マリック+クワマン)÷2とか個人のブログでかいてあり日本で一番とも言えるN響のコンマスなのに申し訳ないが笑わせてもらった・でもこんなこといったらN響からものすごい苦情がくるね)も日本に来る予定があったことをきいて「そうなんですか!?」と驚いてましたよ。
日本にいっていたらどんな音楽ができていたんだろう。
ドビュッシーよりもさきがけて不思議なメロディつくっちゃうかも!陰陽旋律の不思議なワルツができるよ。

今回はなんといっても終盤のシュトラウス弟作曲の「エルンストの思い出」!!パガニーニ並の超絶技巧でみせる演奏と思いきや、いきなりお笑いモードだったり、聴衆もブラボーと笑いの渦がいりまじる。もうやるじゃん!コンマス&メータさん☆ズービン・メータはただのすごい巨匠じゃない。聴衆のハートがっちりだね。

また、今年没後100年を迎えるヨーゼフ・ヘルメスベルガーの曲が、アンコールを含めて2曲含まれていました。初めてききました。「妖精の踊り」はあたかも妖精が踊っているようななんとも幻想的な曲でした。私の妖精好きは、いろんな方がご存知のはず。妖精は人にはみえないと以前から思っていたけど、音楽であらわすと妖精にぴったり。これはハリーポッターもディニーもびっくり。・・・嘘です。大げさにいいすぎました。
2007年、ヘルメスベルガーの名前があちらこちらきかれるかもしれませんね。

そして、3月には巨匠ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニーがなんと来日☆
めっちゃ聴きたい!と思ったけど3月17日のサントリーホールのチケット代がS席22000円!ってなんちゅう値段だ。ありえない。ちなみに大阪では19000円らしいデス。

『世界で個性的で魅力溢れる一流オーケストラと言えば?』

イスラエルフィルだそうですよ。

魅惑的ですね〜。


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