2012年05月02日(水) |
ダグエリUP/その美形はどちら様ですか? |
ダグエリ「Sunflower 5」UPしました。 以下、ちょっとだけネタバレ。というかネタ元というか。好きな本の話。 よろしければ本編読んでからどぞ。
「そばかすの少年」という本がありまして。
児童書です。 萩尾望都さんで漫画化もされてるんですが。 すごく好きな本の一つなんですよ。 村岡花子さんが訳しているんで、ちょっと言葉が古めかしくて、それがまたイイ! 感じの一冊です。
あらすじ 幼いころに右腕を無くした赤毛の少年が、リンバロストという美しくて恐ろしい森の中で、森番として青年として成長していくさまを描いています。 少年はただの捨て子で名前もありませんでしたが、森の支配人であるマックリーンさんに、「そばかす」という名をもらい、自分から危険な森番を願い出て、森の中で昆虫や鳥や動物と暮らし、やがて勉学の道を志します。 一方、マックリーンの娘エンゼルは、そんなそばかすが大好きで、博物学者の叔母と一緒に森へ何度も訪れ、様々なことを学びます。 そばかすもエンゼルに惹かれますが、身分違いと、自分の右腕をハンデに感じて、決して使用人と主人の関係を崩そうとしません。 リンバロストの森でのそばかすの仕事は、毒蛇や野生の危険な動物たちを恐れず、毎日見回りをし、商品である木を守ることです。 けれどある日、盗賊の一味が使用人の一人を仲間に引きこみ、その木を盗もうと森にやってきます。 そばかすは盗賊につかまり、逆恨みのために拷問を受けますが、そこにエンゼルがやってきてそばかすを救うのです。
どのようにそばかすとエンゼルの間柄が変わっていくのか、エンゼルがどう助けに入るのか。それは読んでもらったほうが非常に面白いかと思うので、せめて萩尾さんのマンガをご一読願いたい。 原作通りなので。
私が好きなのは最後のシーンで。 せっかくこれで読みたいという人が出た時のために、伏字しときましょう。 (うろ覚えなので後で実家から本を持ってきたら書き直すかと)
エンゼルは怪我がもとで死にかけているそばかすの枕元に行き、言います。 「私はどうしたらあなたをたすけられるのかしら?」 そばかすは答えます。 「どうしたってだめです。私はあなたのお父さんの木をダメにしちまったんだから」 エンゼルは考えて、それからそばかすの唇にキスをします。 そばかすは驚いて何にも言えません。 エンゼルは、おろおろとして言います。 「ちがったのかしら。あなたがほしがっていたのは私じゃなかったのかしら」 そばかすは言います。 「いいえ、あなたは私が一番ほしかったものをくださいました。私は生きなきゃいけません。生きてあなたのお父さんに言わなければ」 エンゼルは、枕元で真っ赤になって言います。 「ああ、どうか、さっきのことはわすれてくれないかしら」 「何のことを言っているのかわかりません、私のみつばちさん。エンゼル。紳士はそういうものですよ」
ここに至るまでにまあ、紆余曲折もあるのですが。 この言い回しに当時(も今も)きゅんきゅんですよ。 要は、女性からプロポーズをするものではなく、男性は女性に直接申し込むのではなくて、その父親に申し込むものなんですね。 ……だったと思ったんだけどなぁ。
それで、今回この運びになりました。です。 書けてよかったです。(連載終わってないけど)
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それと、アーシャのアトリエの話。
どちら様ですかね!! 公式で出てきたあの美形!! アーシャとアーシャの服のデザインがすごくかわいくて、さらにキースグリフさんの立ち絵を見たあたりで、買うの決定。と思っていましたが、ユーリスの立ち絵と設定出てきた時点でノックアウトですよ!!
なんじゃこりゃー どこのRPG!?
すごいかっこいい。かっこよすぎる。ダグラス超えた。 というかどう考えてもポストダグラス。 YOU,竜退治しちゃえYO! みたいな。
変なテンションになってしまいました。
今回絵師さんに文句つけてる人見たことなかったですけど、納得しました。ちゃんといろいろかき分けできる人なんだねー。 こんなタイプが再びアトリエシリーズで出てくるとは思わなかったから非常にうれしい。
………あとはシステムだけどね。
なんか調合要素はもう、期待しないんだ。 とりあえず。 期待したいけど。
多分ね…また、時期を逸したあたりにハマっていきますよ。 プレイしてみないとわからないけど、二次創作魂が萌えます。 するとダグエリ書かなくなっちゃうから、急いで書いておかねば! でも、ここまで期待させといてツボ外されたらどうしよう。
とりあえず、PS3買うところから始めるんで。 多分、アーシャやるのは安くなった数年後になるんですけど。 そのころにはきっと、一次ブームどころか二次ブームも過ぎ去っているんだろうなぁ。 いつも乗り遅れです。
ではまた。
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