兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2012年03月23日(金) 最近読んだ本

「ケープベアーの一族 上・下」

昔一度読んでるんだけど、新訳になったのでもう一度読み返し。
読み始めると面白くてトマラナイ。
でも、昔と違って、いろんなところからいろんな意見を聞いてしまっているので、フェミニズム思想が鼻につくといえば、鼻につく。
気づかなければよかったなー。
「今、どんな本を読んでるの」と今回はたまたま聞かれたので、「クロマニオン人の少女の恋愛ものかな」と言ったら爆笑されました。
ケープベア−のころはあんまりそういう感じはしないけど、後になるほどハーレクインだよね。

「ゼロ世代SF傑作選」
SFはほとんどショートショートで読む方。
長いと疲れるときがあるから。
とくに、本格派となると、用語を理解しようとするだけで疲れる。
今回はゼロ世代ということで、新しい世代はどんなSF書くのかなとおもったので借りてみました。
ネットとか仮想現実とかデジタルワールドとか美少女とか。
ライトノベルに近い雰囲気はあるけど、無理やり固くしてる?
これがゼロ世代の特徴なのかな。だからそればっかり集めてあるのかな。
だとしたら、1作読むのはいいけど、連続してたくさん読むのはつらいね。
軽いんだけど。
軽くないというか。
しかも、前作があるのに、前書きでちょっと説明あるだけで掲載してるものがあったので、これは不親切ーと思いながら読んだ。
俺はミサイル。が面白かったかな。他のも面白かったんだけど。


「祈りの海」
これもSF。
ちょっと、上の口直し的な感じで、正統派。
ショートショート。
どれも、え、この先どうなるの? というかんじで終わる、独特の後味の悪さがSFらしいというか。
これだけのネタがあったら、ショートじゃなくて一冊そのネタでもいけるのにといつも思う。
どんでん返しが必ずある。
これも仮想現実ものが多い一冊でした。

「獣の奏者 刹那」
大体想像していたような内容のショートストーリーの集まりだったです。
大人向けだったのね。
あとがき読んで初めて知りました。
まさに刹那の喜びみたいな感じですな。
もしエリンの性格が、思い悩まないタイプだったら、話は全然違うエンディングになっていたんだろうなぁ。
幸せになるチャンスはいくらでもあった気がする。
や、それじゃ、この話の意味はないんだろうけど。


電車通勤っていいなー。
たくさん本が読めるよ。


では、また明日。


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