兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2006年06月02日(金) THE STAR

島崎譲の漫画「THE STAR」を再読。
全24巻。そんなのが読める時間がどうしてあるのかというと、ぎっくり腰のため、自宅で安静にするようにと、仕事を早退するように言われているからです。

本当は、あさって検定試験を受けなければならないので、勉強しなくちゃいけないんですが、こんなときに限って色々漫画を読みたくなる、まるで学生のときの自分みたい。
試験と仕事はやはり違う。と思うお年頃。

ところで話はもどるけれども、久しぶりに読んだ「THE STAR」は、昔の読んだときの記憶よりも、100倍くらいむちゃくちゃな話だった。
長瀬優也という俳優の、デビューからのさまざまな作品を舞台に繰り広げられる物語だが、大体9巻くらいまでは、演劇という名の格闘漫画。
舞台だったり映画だったりするのに真剣勝負。狼の群れに囲まれて必殺技を編み出すなんてちょろいちょろい。

私が好きだったのは、化粧品のCM撮影を手がけることになって、恋人で女優の中原秋菜の写真を撮る短編だったため、前半部分の勢いに、ちょっと途中で読むのが遅くなった。

優也が人気俳優となり始めた10巻あたりから、そういった短編が多くなってくる。悪いやつはやっつけて、困ってる女性を助けちゃう、勧善懲悪もの。
さらに世界進出したり、たまに歌なんかも歌ったりして、色々とあり。
破天荒なのに結構泣かされたりして。
最後は演劇の力で戦争をとめるというすばらしさ。

やっぱり売らないでとっておこうと思う今日この頃。

では、また明日。


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