兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2005年03月20日(日) 梅を見に / エターナル・サンシャイン

毎年恒例の、「ものすごい」梅の谷へ行ってきました。

本当に、山の斜面一面に白梅が咲き乱れ、絶好の梅見スポットです。
初めて訪れたのはもう10年以上も前になりますが、それ以来、徐々に観光客も増え、谷を一望に見下ろせる秘密の崖っぷちへとたどる獣道も、人の足でくっきりと小道が付くようになってしまいました。
私たちもその、増えた観光客の一部ながら、ちょっと物寂しい思いです。

以前はじっと座って一年のことやこれからの事など、友人と二人、長話できた岩場も、ひっきりなしに人がくるので、もう無理です。
それでも懐かしみなど持ちつつ、その場を去りました。8分咲きといったところでしたでしょうか。満開になると、本当に一面真っ白になります。

その後、久しぶりにコース料理を食べに行き、ゆっくりとした午後を優雅に過ごし、映画にでも行きますかという話になり。

観にいったのが、「エターナル・サンシャイン」という映画でした。
ジム・キャリー主演。
友人の薦めによると「好きだから、相手の記憶を消す」という恋愛ものだそうで、記憶を消してしまうっていうのは切なそうでいいなぁと思い、恋愛物は苦手ながら珍しく観にいったのですが……。

うー……ん。ちょっと期待はずれかな。
始まりのシーンと終わりのシーンとのつながりが、序盤からでは予想できず、細切れで進む時間の流れが過去のものか現在のものか、凄く頭を悩ませながら観ていました。
単館映画系でしたねぇ。特に映画館で観なくても良かったかもしれない。映画館でなければ観られないかもしれませんが。

見終わったあとに、ふと、そういえばそろそろ高崎映画祭の季節だなぁと思い出し、もし私も春休みがもらえるものならば、ちょっと遠いけれども数年ぶりに行きたいなと思いました。
高崎映画祭公式HP
マイナーなのからメジャーなものまで、1日五本ずつほど上映してくれます。
3/26-4/10 買うなら期間中通しチケットが良いと思います。全作品を見ても12000円ですたい。まぁ、実際は上映時間が被ったりするので、それは少し難しいですが。

では、また明日。



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