兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2004年07月17日(土) 夏祭り

梅雨もそろそろ終わりではありますが、まだまだジメジメとしているわけで。



夏祭りに行ってきました。あまり行く機会がなかった隣町の夏祭り。
噂によれば、若人の有志たちがあつまって自主的に担ぐ神輿が盛んで、結構盛り上がるという話。

祭り、っていいですね。好きですよ。
丈がミニな浴衣を着た女の子とか、肉屋直営の焼き串屋台に並ぶ人たち、最近のカキ氷屋さんはちょっと値段が高い代わりにシロップがかけ放題だったり、金魚すくいなんかはあまり数がなくなってきていたり。
メイン通りは思うより狭く、神輿が出始めると息ができないほど混み合う。

食事を丸一日とっていなかったんでここで食べようかと思っていましたが、結局粉モノは買わず、カキ氷とクレープとバナナチョコのみ。
ええ、バナナチョコは外せない。それだけは。
友人たちが食べてたので、お好み焼きとか、焼き饅頭とか、ポテトフライトかもちらほら食べましたので、それでお腹いっぱい。
ホントは杏飴とかたこ焼きとかも食べたかったんですけど。
屋台の粉モノは、おいしそうに見える割に中が生だったりして、大人として二の足を踏んだりしてます。大人として。

通りを端から端まであるいて、屋台がなくなるとUターンして、やってることといえば、全部の屋台をのぞいて来るだけってことなんですけど、なんであんな楽しいんですかね。



型抜きやりました。型抜き好き。
100円はらって、無造作に置いてある箱から型を引く。薄い紙に挟まっているから、開くまではどんな絵柄が入っているかはわからない。
簡単な絵柄を引いて、確実に元金を取り戻すか、めったに出ない3000円代のペイバックがある型を引けるよう念じるか。
私が引いたのは、うまく抜ければ200円という、割りと良い型だった。
花。
茎が細くて、いかにもそのあたりが難しそうな。

型抜きには、コツと、裏技と、反則技というのがありまして。
何よりも忍耐力とか集中力とか地味にやってく精神というのが必要なんですが、コツはまぁ兎に角、あの薄っぺらくて硬くてちょっとの衝撃で欠けてしまう砂糖菓子の型を、カリカリ、カリカリ、カリカリ、カリカリ、カリカリ・・・延々と線に沿ってなぞり続けることですね。それ以外無いですね。
そうすれば、いつかは裏側まで達する。
まるで、青の洞門のようですよ。

裏技は。
上記の方法である程度先が見えたら、絵柄のラインから外に向かって放射状にいくつも溝を掘って、割れるならばその溝から割れるように工夫することですね。言葉で説明するのはちと難しいです。

反則技。
型を抜くあの針を、舐めるんですよ。
舐めると、湿り気が砂糖菓子に染み込んで、割れにくくなる。
大技として、あの板自体を舐めちゃうというのがありますけども、屋台の主人の目に届かないところでやらないとこっ酷く叱られるので要注意。


結果。
ヤカンだか、消火器だか良くわからない絵柄を引いた友人が、もうちょっとのところまで行きましたが、全員全滅。結構真剣にやったんですけどね。
どーせ上手くいかないだろうと思っているので、やっぱりどこか投げやりになってしまうのが良くないらしいです。




神輿には上に子供が乗っかってるところが多くてかわいかったですよ。小猿がいっぱい乗っかってるみたいでした。


では、また明日。


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