仕事の決まった中学校には、顔を見知ったセンセイが居た。
本格的な就業は来週の月曜日からだが、顔合わせ件事務的なやり取りのため少しだけ学校へ顔を出したところ、さすがは元地元というか、なんというか……ギャフンと言って転げまわりたいような状況になってしまった。 母校という訳ではないので、たかを括っていたのに、やはり中学校の先生というのは市内を転々としているものなんだなぁ。
中3のときの担任と、体育の先生がおった。
しかも、私自身ならまだしも私のことは知らずとも、ウチの親のことを知っている先生はほかにもまだたくさん居る。校長とか。
ウヒー……。
なんつーの、これってなんつーの。 教育実習とか行ったらこういう気分を味わっているんだろうなぁ。 地元ってこうなんだ、と、そういえばそのせいで地元のハローワークは避けてたんだったとようやく思い出した。失敗か。失敗したとは思いたくないが。
中学校の頃、とてもとても目立たない生徒だったとは思うんだが。 なんかやっぱりアレだなぁ。ヤだなー。
嬉しいのは、また給食食べられるようになることだね。 あと、文化祭とか学校行事に参加できること。 先日まで訓練校で学生気分に戻って嬉しかったけれども、今回はそれに輪をかけて学生(というか生徒)気分が味わえる瞬間があるようだ。とはいえ、「先生」と呼ばれるのも今までとはまた質の違う「先生」でかなり緊張するが。
ウヒー……プレッシャーだ。
猫かぶらないように、自然体で行こう。 よく考えたら、来年三月まで一年間もない。後悔しないようにしないと。
では、また明日。
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