兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2004年04月12日(月) さあ! 言ってしまおう!!

S君と、私が無い知恵絞って昨日立てた「部長攻略計画」によると、S君がまず部長を呼び出し、そこに何食わぬ顔をして私が登場、ナントカして車に乗せてもらって、駅まででもいいから送ってもらえ。という話。その間にアピールしなさいという話。

いつ? どのようにして? と、気になって気になって、何も手につかない状態になっていた私に、夕方S君からの電話が来た。
「今から部長に会います」って。えっ、早すぎ!!
これから宇都宮ってどれくらい掛かるよ。
と思いつつ、一日ボーっとしていたツケが回ってきて、風呂には入ってないわ、爪は塗ってないわ。
兎に角風呂に入り、ちょっと春らしいというか、カンチガイした感じの服のまま飛び出した。日頃からの支度って大切…(涙)
丁度帰ってきた姉に無理やり駅まで送ってもらって、車の中で化粧して、宇都宮へ特急電車に乗って。
特急というところが泣けるでしょう。オトメっぽいでしょう。金額的にはたいした事はありませんが、その特急料金を出させてしまう恋愛のパワーって凄い。
マンガのようだなーと思う余裕すらありました。

駅に付き、部長とS君に同時くらいにメールを出す。
「今ゲーセンにいるからおいでよ」って、答えは、知ってたんだけれど、知らないふり。あー。ドキドキする、ドキドキする。
何をどうアピールすりゃいいの。話すらマトモに出来ない状態だというのに。
いつもいる、ビンゴゲームの席の隣に座っても、なんだか頭が飽和状態でして。
ああいう時は、相手が何を思っているのかとかは、頭に無くて、自分がどんなに不自然な状態かも良くわからなくて、ただ、S君がちょくちょく席をはずすのが、チャンスを作ってくれようとしているんだなーと、思ったりして。
高校生ですか、私たち。

部長が通いはじめていた学校というのは、WEBデザインの学校だって。
ちょっとびっくりしたけれども、そうか。そっちの道に進むのね。
フォトショとイラストレーター持ってたら、コ…げふ、げふ…とお願いされたので、ウン。といってみた。
言ってみたついでに、それ、やってあげるから家まで送ってくれないかなと言ってみた。
家まで、車で一時間くらい。
駅までじゃないところがミソ。ていうか、遊んでる間に終電終わってます。ハイ。
ダメだったら、S君に送ってもらう約束をしていたけれども。
微妙な顔ながらも、送ってくれると言ってくれた。
ほとんど脅し。ていうか、完全に脅した。
「送ってくれなきゃソフトは手に入らないぞ〜」っていう感じ。明らかに。
これってアピールになるの? と考えたけれども。

車に乗って、家までの道、学校であった事とか、思い出話が尽きず。
タイミングがつかめなくて。
家の近くのコンビニまで、行って貰って、おろして貰う時に。
S君が、時期尚早だよと言っていたのは、頭の隅にちゃんとあったんだけれども。
「部長は、ガンセンターが好き?」と聞いてみた。

いやもちろん、例の看護婦さんが好き?という意味なんだが、文字だけ見るとオカシイ。
「……好き」

好きかぁ。そっかー。
35歳の男の口から呟かれる、「好き」という単語は、なかなか味がありますね。

私はなんか、口の中でモゴモゴ言っていたんだけれども、そこまではちと恥ずかしくて書けないな。というか、ここまで詳細に書いているのもどーかと思うが。
OMCの方にもリンク張ってあるからまずいかとも思いつつ書いてしまったなぁ。ごめんなさい。
書かずにはおれないのよ。多分書く事が安定につながってんのよ。

告白の答えは「今は、いいや」だったんで。
振られたっつー事なんですが。
今は、とかいう単語には期待しない事にして。
ついでに、自分が部長の好みではない事も痛いほど分かったので。

泣くにも泣けず。
白黒はっきりついた事でとってもスッキリした気持ちさー。


では、また明日。


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