北海道えりも町にあるらしい桜の木の中継を、ニュースステーションでやっていた。
樹齢400年の夫婦桜。 寄り添うように立っていた二本の桜。けれども一本は枯れてしまったのだという。 残された一本は、幹など空洞なのだけれど、地上2メートルほどのところから根を地面に降ろして花を咲かせている。
夫婦桜の一本が枯れたなら。 残ったほうは嫁さんのほうだな、きっと。
そこまでして生き残っている姿が、400年物だと思うとなおさら凄絶で怖いと思った。 美しい仮面をかぶった鬼女のよう。
好きな男にとりついて、そのまま桜になっちまったのかもね。
女は怖い。
どんな物語を思いつくかは人それぞれ、その時々に寄るだろうけれども、今日は そういう気分。
では、また明日。
|