兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2002年10月01日(火) 残業を体験するのこと。

派遣で、データ入力と言うのに行って来ました。
初めてのデスクワーク系派遣業務ですね。やる事は棚卸ってやつらしいです。

やつらしいです、というのはなぜかと言うと、私は過去一度もマトモな職…というのもなんですが、みっしり机の前に座ってパソコンと向き合うとか、伝票を切るという仕事をした事が無いからです。
どうもそういった方面には興味がわかず、今までやって来た中には「棚卸」という言葉が無かったのです。私がその言葉に感じるのは、なにか、品物に関することを、一時に片付けるというイメージでした。

そして今日それが解決しましたよ。「棚卸とはなんぞや?」
商品の在庫数を調べて把握しておく、という事なんですね。
なるほど。
一言にそういうだけではないのでしょうが、色々聞いたところ、品数を間違えたら会社の利益に関わるということで、入力に間違いがあってはならないのだそうです。
ふーん…なるほどねぇ。普通の会社って言うのはこういうものなのだなぁ…。
なんだか酷く感心してしまいましたよ。
良く、小説の中に出てくるでしょう?
「○○君、これから倉庫に行ってナンバー●×の商品があるか調べてきて?」
とか
「在庫が足りないじゃないか! 先方はお待ちなんだぞ!? どうするつもりなんだ!」
とか。
それって、この仕事に関わってくるんじゃないのかな。今までうっすらとしか分っていなかったけれど、今回やっと自分の手と目で関わることが出来たから、なんか嬉しいです。

さて。私はそんなわけで今までの仕事で「残業」というものを体験した事がありませんでした。せいぜいイベントやらが長引いて、少し居残って片付けるとかその程度でしたかね? 会社勤めのサラリーマンさんがこの日記を見たら相当お腹立ちになるかもしれませんね。申し訳ない。
その代わり外で日焼けして体使ってましたから、許して欲しい次第です。

ところがこの日、始めて残業しましたよ。まぁ初めから残業になるだろうというのは分っていたのですが、データ入力はまぁまぁ早くても、その後の読み合わせに時間がかかるのですね。
でも見直してみれば(互いに相手の入力データを見なおすのですが)結構でてくるもので、この読み合わせがなければ、私も不安でしょうがない。
あって当然の作業だと思うし、残業になるとどうやら給料が上がるらしいので、かなり嬉しい一日でした。

戦後最大の台風が来るとやらの話も、工場の中の(工場に入ったのも初めてでした)隅っこの事務所では、雨の音さえ聞こえなくて、なんだか人事でしたよ。
今度の台風…やっぱり死者がでたらしいですね。(この日記を書いているのは10/5)でも、風雨を見ているとドキドキするので、ほんの少しでも見てみたかったなと思う。

では、また明日!


 < 過去  INDEX  未来 >


ご感想をどうぞ。




そうた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加