それは昼間の出来事だった。
2階で母親と何気にテレビを観ているとどこからともなく車がバックする時のような
「ピーッ ピーッ…」
という音が聞こえてきた。
しばらくしても鳴りやまないので母親が
「あんたの携帯でも鳴ってるんじゃないの?」
と言ってきたが自分の携帯からあんな音が鳴ることはまず無い。
不審に思い、音の聞こえる方へ向かった。
どうやら1階から聞こえているようだ。
階段を降りていくとなんだか悪臭がする。
どこかで嗅いだ匂い………たしかこれは…!!
それは紛れもなく物の焦げるニオイだった。
まさか!!と思い慌てて階段を駆け降りる。
どう考えても台所だ。
案の定、台所はすでに煙だらけだった。
コンロには数十分前まで味噌汁が入っていたであろう鍋が真っ黒になりながらも
いまだに火で温められているではないか。
私は急いで火を止め、勝手口の窓を開けた。
「ううっ、目が…目がぁ〜〜〜〜〜っ!!!!!!」
などとムスカ的なネタをやってる余裕もない程に煙で目が痛い。
しかしギリギリのところで火が出るのは免れたようだ。
そう、あの音の正体は火災報知機の音だったのだ。
そして犯人は…ばあちゃん。
味噌汁を温めてそのまま忘れていたらしい…恐ろしや。
しかし昔ながらの普通の家庭になぜ火災報知機が設置されているのか。
疑問に思う方もいるかもしれない。
…実はばぁちゃんが鍋を焦がすなんてのは一度や二度ではないからだ。
私の覚えてる限りでもここ数年で2桁はいっている。
そのボケっぷりにさすがに恐怖を覚えホームセンターで火災報知機を購入していたのだ。
しかし購入後も何度か煙が出る騒ぎはあったのだが火災報知機は反応しなかった。
(おいおいこれ本当に大丈夫か……いざという時ちゃんと鳴るんか…?)
と思っていたが今回、尋常ではない量の煙が発生したためついに鳴ったのだ。
だがその音を聞いたことが無かったのですぐに理解できなかった。
しかし火災報知機を買っておいてよかった。
そのまま知らずにいたら間違いなくもう少しで出火していたに違いない。
そして元凶のばぁちゃんはというと…
「火事にならんでよかったねぇ」
と、まるで他人事のよう……まいった。
口うるさく家族皆で注意しているのだが年寄りというのは覚えていられないらしい。
ニュースなどでよく火事の光景を目にするが本当に明日は我が身である。
オール電化のCMが眩しいほどに目に映る…。
そして今、多少のボヤ騒ぎに慣れてきてしまっている自分が怖い。
木造家屋に加えて私の部屋は漫画など紙が多いのでよく燃えることだろう…。
今後はより一層火の取り扱いに対する監視体制を強化せざるを得ないね。
上手に焼けましたぁ〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!
ちゃんちゃん♪
『竜宮さん家の礼奈ちゃん』
平成のニートっ子達!!
鉈二刀流…平均勤務六年!!
…というわけで黒レナさん。
それにしてもこの服見えそうで見えない。
そうそう、ひぐらし3期アニメは「ひぐらしのなく頃に礼」で
OVAになるみたいですね。
ホントはTVアニメ放送がよかったけどなんにせよ期待しましょう!!!!
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