最近ご無沙汰の料理ネタ。基本的に私が作る献立の主菜は魚が多く次いでタイトル通りの順番になるのだけれども(無論それは90%作り手である私の好み)年に数回ほど、ガツンと牛肉が食べたくなる時がある。そんな時に食べたくなるのは大抵、脂の少ないフィレ肉やモモ肉など“ちょっと硬いけど、噛んでこそお肉のうまみが味わえる”ものが多い。以前の後記に、ひき肉があまり好きではないと書いたのはそういう理由からきている。・・・で、たまたま安く見つけた牛モモかたまり肉でこれまた久しぶりに、オーブンで焼くタイプのローストビーフを作ってみた。最初にフライパンで表面だけ焼いて、あとはオーブンでこまめに様子を見ながら。フライパンだけだと、どうしても加熱にムラができてタタキのようになってしまうことがある。それも好きだけれど、ローストビーフではないと思う。焼き上がったらタレ(←参考リンクあり)に漬けておよそ半日。ところが半日漬けたら若干塩気が強かったので、多目の野菜とサラダ仕立てにしてみた。いつもなら漬け込みはせずに、たっぷりの大根おろしにポン酢少々で食べるがこれはこれで直前の面倒がなくて、いい。噛めば噛むほど出てくる肉のうまみを感じていたら今度は無性に青魚が恋しくなった。