少し前の出来事である。
朝、起き出した相方が突然 『昨夜2時くらいに起きてた?』と聞いてきた。 その晩は熟睡していたから、ありのままを答えると 『いやその時間にさ、金縛りに遭ったみたいに動かなくなって 真っ黒い影が俺の上に乗っかってて。 身長は俺と同じくらいで横幅がやたらあった。顔は見えなかったけど。 暫く乗っかってた後ですーっとそこから出てったんだ。』 ということらしい。
・・・ん?相方と身長が同じくらいで横幅があるって・・・
それってお義父さんじゃん。
もっともその日は入り口の引き戸に襖紙を張ったばかりで 開け閉めの度に余った紙を引きずるため、すーっと部屋を出て行くなんてまず不可能。 坂道を走るより転がった方が断然早い義父の体型では、尚のこと。
私の中では“義父の生霊”ではないかと結論づけてみた。(笑)
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