押入れの中をガサゴソやっていたら 昔の手紙を放り込んだまま、紐をかけておいた お菓子の箱が出てきた。 よせばいいのに、紐を解く。
その箱の一番上にあったのは13年前に送った 当時親友の一人だった人への絶縁状代わりの手紙のコピー。 普段自分が書いた手紙をコピーすることはないけれど これは多分残しておいた方がいいかもしれないと、取っておいたもの。 幸い今のところ友人にこんな手紙を出したのは、この時だけだ。
原因については触れないが、その前から少し関係が悪くなり始め 手紙を出す直前に彼女とは電話で大喧嘩をした。
ちょうど私もその頃仕事を変えたばかりな上に 結婚を控えており、準備やらで精神的に余裕がなかったのだろう。 もうこれ以上電話で大喧嘩するのもイヤだと思い 書き殴りにならぬよう、何度も直しながら手紙を書いたはずなのに 文面にはあちこちに怒り噴出。 見返しながら、思わず苦笑してしまった。
で、結局その元親友とはそれっきり。
別に今は何とも思っていないし、私から会いたいとも思わない。
しかし1年か2年に1度くらい、ふと思う。
“あいつ今、どうしてるんだろう?”
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