海はそろそろ人出が多そうな時期 どこか一人で出かけるのにいい場所はないだろうかと 少し前からそう思っていた。
で、思いついたのは“滝”。 大好きな水の音はしてるし、何より涼しい。 (波やら渓流やら、自然の中で水の流れる音は落ち着くものがある) 今日は東京都桧原村にある『払沢(ほっさわ)の滝』に行くことにした。
拙宅からだと一般道で3時間ほどかかったところに駐車場があり そこから更に徒歩約10分のところに目指す滝がある。 実際行ってみるとそれほど大きくはないためか 滝壺のすぐ傍まで行けることと、大きい水飛沫が少ないことが気に入った。 そこで小一時間ほど水の流れる音を楽しみ 滝の横にある苔から落ちる玉のような雫を眺めて過ごす。
駐車場に戻ったのが14時少し前。 確かこの辺りに『数馬の湯』という温泉施設があったことを思い出し ナビで調べると、案外すぐ出てきた。 念のためマイお風呂セットも持ってきてあったので、立ち寄ることに。
ところが だ。
30分走っても一向にそのような看板は出てこないばかりか 軽自動車同士でもすれ違えないような山道に入ってしまう始末。 所々待避所のような場所があることから対向車が来る可能性は想像できる。 幸い一度しかその場所は使わなかったが それでも『秘湯みたいなトコなのかな』程度にしか思っていなかった。
それが完全におかしいと気付いたのは “この先採石場”の看板を見つけた瞬間。 そこは少し開けていて、プレハブの事務所もあり人影も見える。 ナビはその先を示しているものの どう見てもこの先に温泉があるとは思えないので、そこで道を尋ねた。
丁寧に紙に地図を書いて下さった方に伺うと 私は真逆の方向に車を走らせていたらしい。 故に滝からだと10分少々で行ける場所であったにも関わらず そこからだと40分はかかるというのである。 しかも、ごく稀にナビ頼りでここまで来てしまった人もいるという ・・・そう 私のように。
とりあえず夕食時までには帰らなきゃと思った瞬間 温泉に浸かる気はヘナヘナと萎えてしまい、帰路についた。
払沢の滝。 紅葉の季節になったらまた来ようと思う。
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