一日後記

2004年12月26日(日) 障子。

とんでもなく夜更かしして昼近くまで布団の中。

午後、近所のホームセンターで障子紙を買って後は相方に任せる。
拙宅では障子の張替えは毎年相方の役目で、
私はその間年賀状の準備。今年は色々あって遅れた。

そういえば昔、実家では障子の糊をお鍋で作ってたような
気がするななどと考えていたら、あることを思い出した。


家中の障子を全部外して庭に並べ
糊をつけて張った後、仕上げに霧吹きで軽く湿らせ
乾いてピンとなった障子を元に戻す。
・・・確か、手順はそんな感じだったはず。

ところがある年の大掃除の時、実母が目を離した間に
実父は最後の仕上げを『霧吹き』ではなく
庭木の手入れで使う『噴霧器』でやってしまった。
タンクを背負ってノズルから薬剤等を噴出す、アレで。
その威力は霧吹きの比ではない。

当然のことながら、湿らすどころか
障子そのものがびしょ濡れで、なかなか乾かず。
実母、大怒り。
「ちょっと考えりゃ、分かるでしょうに!」
当時一人暮らしだった私に、そう電話でまくしたてていた。


それにしても最近の障子紙。
アイロンで糊付けできるためかどうも手触りがよろしくない。




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