とんでもなく夜更かしして昼近くまで布団の中。
午後、近所のホームセンターで障子紙を買って後は相方に任せる。 拙宅では障子の張替えは毎年相方の役目で、 私はその間年賀状の準備。今年は色々あって遅れた。
そういえば昔、実家では障子の糊をお鍋で作ってたような 気がするななどと考えていたら、あることを思い出した。
家中の障子を全部外して庭に並べ 糊をつけて張った後、仕上げに霧吹きで軽く湿らせ 乾いてピンとなった障子を元に戻す。 ・・・確か、手順はそんな感じだったはず。
ところがある年の大掃除の時、実母が目を離した間に 実父は最後の仕上げを『霧吹き』ではなく 庭木の手入れで使う『噴霧器』でやってしまった。 タンクを背負ってノズルから薬剤等を噴出す、アレで。 その威力は霧吹きの比ではない。
当然のことながら、湿らすどころか 障子そのものがびしょ濡れで、なかなか乾かず。 実母、大怒り。 「ちょっと考えりゃ、分かるでしょうに!」 当時一人暮らしだった私に、そう電話でまくしたてていた。
それにしても最近の障子紙。 アイロンで糊付けできるためかどうも手触りがよろしくない。
|