午前2時、ベロンベロンに酔っ払って帰宅した相方の スーツを無理矢理脱がせて布団に放り込んだ。 どれだけ飲んだのかは知らないが、帰宅した時点で ネクタイはしていなかったし、コートと携帯電話も持ってない。 ・・・どこかに忘れてきたな。
怒りを通り越して呆れるばかり。
午後、ひたすら二日酔いで布団にもぐる彼を尻目に ロードを引っ張り出して土手に向かう。 ここのところ家でPCに向かうことが多くなったせいで 日課である筋トレ以外、運動らしい運動をしていない。 脚がロクに動かないことは分かっていても 無性に走りたいと、そう思った。
ススキは立ち枯れ、ゴルフ場の木々も短く切られて殆ど幹だけ。 草も枯れて時間が経っていたのだろう、赤茶色に焼けている。 殺風景な冬の土手を3時間弱走っていた。
途中、一服しようとして脚を止めたら 汗冷えのため急激な体温低下。
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