一日後記

2004年07月14日(水) 正直なのは。

元々夏はあまり得意な季節じゃない。
先月末あたりからちょっと体調を崩したのを皮切りに
連日連夜のこの酷暑ですっかり夏負け。

いつものように汗ダラダラで『あぢー!』なんて
言ってられるうちは今考えればまだ良かった。
ものが食べられたから。

いやもう自分でもびっくりするほど食欲ガタ落ちで
とりあえず昨日食べたものといえば、朝の豆腐1/4丁と
晩に作ったナスの煮びたし程度。
あとサプリやビタミン剤を計28錠。
仕事場で昼は野菜ジュース1パックだけだったのを見かねた社長夫人が、
かぼちゃの煮物やらおにぎりやら勧めて下さるのだけれど
目がまず拒否をする。次に口が拒否をする。

『食べなきゃ持たないわよ』
『すみません、分かってるんですけどお気持ちだけで…』

『これ、おいしいから食べなさいよ』
『ほんとすみませんけど、食べたくないんで…』

心苦しいこんなやり取りを日に何度繰り返したことか。


それでも、初めてこんな状態になってるのを
面白がるというか観察してる自分というのがいるもので。
相方がたまに疲れ過ぎて、食事もまったく摂らぬまま
お風呂→寝床へ直行ということがある。
『ああ、こういうことか』と思う。

あんまり観察ばかりもしてられんから、いい加減何か考えないと
…脳ミソは真面目にそう思っているのに、身体はといえば買い物中
スーパーで鰻を見た途端吐き気がする有様。
(鰻は普段、大好物なのに!)

こういう場合、正直なのはどちらなのだろう。



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