元々夏はあまり得意な季節じゃない。 先月末あたりからちょっと体調を崩したのを皮切りに 連日連夜のこの酷暑ですっかり夏負け。
いつものように汗ダラダラで『あぢー!』なんて 言ってられるうちは今考えればまだ良かった。 ものが食べられたから。
いやもう自分でもびっくりするほど食欲ガタ落ちで とりあえず昨日食べたものといえば、朝の豆腐1/4丁と 晩に作ったナスの煮びたし程度。 あとサプリやビタミン剤を計28錠。 仕事場で昼は野菜ジュース1パックだけだったのを見かねた社長夫人が、 かぼちゃの煮物やらおにぎりやら勧めて下さるのだけれど 目がまず拒否をする。次に口が拒否をする。
『食べなきゃ持たないわよ』 『すみません、分かってるんですけどお気持ちだけで…』
『これ、おいしいから食べなさいよ』 『ほんとすみませんけど、食べたくないんで…』
心苦しいこんなやり取りを日に何度繰り返したことか。
それでも、初めてこんな状態になってるのを 面白がるというか観察してる自分というのがいるもので。 相方がたまに疲れ過ぎて、食事もまったく摂らぬまま お風呂→寝床へ直行ということがある。 『ああ、こういうことか』と思う。
あんまり観察ばかりもしてられんから、いい加減何か考えないと …脳ミソは真面目にそう思っているのに、身体はといえば買い物中 スーパーで鰻を見た途端吐き気がする有様。 (鰻は普段、大好物なのに!)
こういう場合、正直なのはどちらなのだろう。
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