あーちゃんへの思い |
みなさま、こんばんは。 本日は、ほとんど私個人日記になると思います。 ご了承の上、先へどうぞ......
6/2(水)AM4時過ぎ、私の愛娘「アニー」こと、あーちゃんが 死亡しました。あーちゃんは、ジャンガリアンハムスターの♀で、色は クリーム色。年齢は、まだ1歳という若さ。帰ってきた時には歩いていた のに、夜自分の部屋に行ってみたら、体温が下がっていて、体が既に硬直 状態でした。今までは、「あーちゃん!」と声をかけると、振り向いて反 応があったんですが、既に気づかない風でした。すぐに毛布にくるんで 体を温めたら、時々ごそごそと動いたりして...でも、もうそれは本当に 微かな動きだったんだけど、それでもまだ鼓動が伝わってきたりすると それだけで、まだ生きてるって思えて...
あーちゃんは、去年の7月にうちに来ました。ペットショップで1ヵ月半 の女の子、と書いてあるメモが貼ってあるケースに、彼女はいました。 丸々と太っていて、クリーム色で、本当に可愛かった!私は女の子は飼った ことがなかったので、(値段も安かったし)飼おう!と一大決心して、ケージ から餌やら、なんやかんや一式購入して、家路に着いたのでした。
私は男の子は飼ってたのである程度は知ってたんですが、女の子と男の子は 随分違いました。女の子の方が、好奇心旺盛みたいで、結構強気。男の子の しんくんの方がびっくりして、固まってたりするのに。あーちゃんは、人の 手にすぐ慣れたので(しんくんは、未だに苦手)、気づいたら父の手の中に いたり、板の間を歩いていたり、本当にすぐそばに、いつもあーちゃんが いました。
そんな家族の皆から可愛がられていたあーちゃんですが、私がパリに行く日 の朝、事件がおきました!あーちゃんの右の頬袋が、外に出て戻らなくなって しまったのです。少し様子を見ていたのですが、何も食べられないので 弱弱しくて、病院へ連れて行くことにしました。 しかし、ペットの病院は行ったことがないので、朝っぱらから、空港に向かう 前の時間がない中で、ネットで調べて、ここだったら、という所に連れて行く ことにしました。でも私は、これからパリ!・・・パリをやめようかと真剣に 思いました。でも母が、せっかく申し込んだんだから行ってきなさい、という ことで、急遽母が連れて行ってくれることに...
その結果、あーちゃんは戻らなくなってしまった頬袋を切除しました。あんな 小さい体で全身麻酔をかけるので、かなり難しい手術だったはずなんですが、 無事に生還!しかし、さすがに始めは元気がなかったようで、母がかなり心配 したみたいです。1日2回の薬をあげることと心配なこともあり、私が帰って くるまでの間、あーちゃんと一緒の部屋で寝てくれてたそうです。 この話は、私がパリから帰ってきてから聞いた話なんですが、この話だけ聞い ても、本当にあーちゃんはいろんな人の恩恵を受けてきたんだな、ありがたい な、と思わずにはいられません。
その後復活したんですが、今年に入って突然、右後ろ足がおかしくなりました。 震えながら、歩いているんです。すぐに病院へ連れて行きました。レントゲンを 撮りました。ハムスターの骨は、本当に細かったです!レントゲンの結果は、 特に骨には異常はない、ということでした。しかし、脊髄とかに異常がある場合 は、あまりに個体が小さいので、手術はできないという話でした。痛み止めの 薬を頂き、負担を軽くする為にも、体重を落とすことに。1日に食べきれる量の 餌と、人参やキャベツを毎晩細かく切って、与えていました。
その後、足の形はおかしかったけど、震えはなくなったので、薬を弱いのを処方 していただいたり、あげる回数も1日1回にしたりしました。ダイエットにも 成功し、標準体重になりました。薬も1本なくなって、また新しいのを処方して いただいたりして...その時は、仕事の関係で行けなかったので、母に託した んですけど、お医者さんが「よく頑張っていますね〜!」とかなり驚いた様子 だったと聞いて、嬉しかったんですよねぇ〜。
しかし最近、目やにが多く出たり、足の骨?も突き出てきたり、全体的に痩せて (食べてるのに)ゴツゴツしてきたので、危機感は感じていました。 命あるもの、死は避けられないものなので、頭では十分理解しています。 でも、感情、心はそうはいかないので、まだ信じられないし、思い出すと涙が 出てきたりもします。あんなに懐いてくれたのは初めてだったので、本当にバカ 親ですけど、すごくすごく可愛かったんです。しんくんは、相変わらず元気です が、なんかぽっかり穴があいてしまったようです。
そして今朝、亡骸を埋葬しました。まだ寝ていた父も起こしました。父もすごく 可愛がってくれてたので。「あーちゃんが...」と言った途端に、飛び起きた 父。「こんなに小さくなっちゃって...」と絶句した様子でした。 お花をお供えして、線香をあげ、3人で手を合わせました。
すごく儚いですね... あーちゃんのことを思うと、今までのいろんな出来事が走馬灯のように甦って きて、胸が熱くなります。そして、あーちゃんに朝から家族全員が手を合わせて くれたという現実に、心から感謝したいと思います。ありがとう!
そしてそして、あーちゃんを可愛がってくれた友人達、どうもありがとう!!!
あーちゃんはいなくなってしまったけど、ずっとずっと、思い出は心の中で生き 続けます。あーちゃん、ありがとう!生まれてきてくれて、ありがとう。 本当に本当に、どうもありがとうvv
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2004年06月02日(水)
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