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at the mercy of her■2002年07月19日(金)
ちょっとしたことで言い合いになった。
「先生って何かと負けず嫌いだよね。」
そうかな。
「頭がいいかどうか知らないけど、馬鹿だよ。」
そうかもね。
「私は頭良くないけど、もっと大切な事はいっぱい知っている。少なくとも、先生みたいに人の気分を悪くさせるようなことはしない。」
腹を立てたりする時の癖である指を噛むしぐさを見せながら生徒は言った。
「私を見下してる。」
そんなことはないよ。
「違う、絶対見下してる。」
そんなことはないよ、もしそう勘違いされているんだったら誤るよ。
「大体、自分が、いつ『見下されている』と私に思わせるようなことをしたか分かってないでしょう?」
わからない。
「そう、先生は無神経すぎるんだよ。」
同じような事はこれまでに何度も言われていた。
ごめん。
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