* * 今日の空色 * *
               by * yuk!na



モクジ * カコ * ミライ


2004年03月07日(日) 例えばそこで。

帰り道に、電車待ち10分。
ヒマで仕方ない。
あなたなら、どうしますか?


そんな時、彼氏はアタシに電話をくれました。
ほんの少し前のコト。


それは、ココロのトゲトゲをじんわりと溶かしていきました。
それはそれは、いつもの暖かい出来事でした。



「今電車待ちでヒマでさ・・・」と言う彼。
『ヒマだから電話したの?』と聞けば、
「イヤ?ダメ??」と聞く彼。
『イヤじゃないよ。不安?』
「どうだろうね」



――どうなの? 

聞きたかったけど、聞かなかった。


例えば、彼がそこで「君の声が聞きたくて」と言えるような人だったなら、
アタシのトゲは出来なかったかもしれない。
例えば、アタシがそこで「どうなの?」と聞かないで気が済む人だったなら、
彼が責められてると感じるコトもなかったかもしれない。


でも、アタシたちは、お互いほんの少し子どもで。
それがほんの少し痛いよね。
どちらかが、もう少し大人だったなら、良かったのにね。



少しずつ少しずつ大人になって。
少しずつ少しずつ分かり合えて。

二人で居れば、怖いものなんてないと思えたらいいね。
二人で居れば、なんだって出来るなんて思えたらいいね。




貴方のココロが、も少し見たい。
何か見えたら変わるかな。

それとも見えないままに、アタシが力尽きるかな。



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