* * 今日の空色 * *
               by * yuk!na



モクジ * カコ * ミライ


2004年01月29日(木) 心に響く優しさ。

学校。行くことに決めてみた。
明日。説明会に行ってみる。

店長に。報告してみた。
「学校に行くことにしました」
「もし学校が忙しければ、辞めることも考えています」
人が少なくて絶対困るはずなのに。
「考慮に入れておきます」とサラリと言われた。

お店に、学生アルバイトの子もいる。
だから、学校に行くからと言って、絶対に辞めると言う必要性はない。はずだ。
それでも今、アタシは揺れている。


基本的に辞めようと思っていた。
3月まで。とは言わないけれど、学校に行き始めて暫くしたら。と。
なんでだか、区切りをつけたかった。
今働いている所で働き始めたのは「正社員」になりたかったからだ。

アタシは、とてもとても弱くて、そして、とてもとても反抗的で。
普通の事務仕事がしたくなかった。
「なんとなく」で働いたり、したくはなかった。
だから、やる気もなく就職活動をした。
そのおかげで、ことごとく。面接に落ちた。

そして「フリーター」になった。
「フリーター」と呼ばれる事を恥じた。
やりたいコトも力も何もないくせに、面接だって上手くやれないくせに。

それでも、理由をつけて何とか乗り切ってきた。
「正社員希望のフリーター」だから。と。

「フリーター」と言う言葉や、「しっかりしてない」と見る世間の目。
それから逃れたくて、「正社員」になってやろうと思っていた。
やりたい仕事ではなかったけれど、やりたくない仕事ではなかった。
目的は「自分のやりたい事の為」ではなく「正社員になる為」だった。


そんなお店から。
離れようと思った。
区切りをつけたいと思った。

アタシは、これから「自分の為に」「やりたい事の為に」学校に行くのだから。
世間の目を気にして「正社員になる為」に行った所から離れようと思った。
離れないと、自分の道を見失いそうな苦しいときに
「やっぱり正社員になろうか」などと「逃げ」てしまうのが怖かったからだ。





それなのに。
「学校に行くことにした。辞めるかも。」
と。
バイト仲間にメールしたら、
「働く上で気の合う人と働くのは大事だ。
気の合わない人たちと働くのは苦しいものだから
今までと違った目で店を見てみてもいいんじゃないか」と言われた。

アタシは、この店の子たちに気を許したつもりはなかったし、
店で浮いてるもんだと勝手に思ってた。

でもメールをくれた人は、きっとアタシが馴染んでるのだと思っているのだろう。

どちらにしても、この店の人は良い人が多いとは思う。
苦手な人もいるけれど、常識外れな人は居ない。
だから、この人はそんなコトを言ったのかもしれない。
辞める必要性もないのかもしれない。
他で働く必要性もないのかもしれない。
もしかしたら、アタシに辞めて欲しくないのかもしれない。
でも、辞めないでなんて言えなかったのかもしれない。

希望的推測かもしれないけれど
そう思えば、嬉しいコトバだ。

なんて言ったらいいんだろう。まとまりがつかないよ。
でもね。
心に響いたの。


逃げ場を作ってもいいんじゃないかと、少し思ったの。
だってね、優しさが身に染みたの。
こんなコトバ、少し待ってた気がするんだ。



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