* * 今日の空色 * *
               by * yuk!na



モクジ * カコ * ミライ


2002年10月15日(火) ヒカリが見える。

ある日、ふとヒカリが指すなんて奇跡が起こればと期待してた。

そして、そんなコト起こるはずがないと落胆してた。



そんな日々をアタシはいったい何年、生きただろう。



☆ ★ ☆ ★ ☆



アタシは痛みを抱いていた。

小さなその痛みをどんどん膨らませていった。




アタシの欠点を全部、ヒトは蔑むと思っていたの。

だから、「それ」を見せないように

最大限以上に「無理」をした。

「無理」は祟ってアタシは腐ってく。

でも、欠点を見せないで居られるはずがなくて。

「それ」を見せては、アタシはアタシを罵っていたの。

自身を罵ってはアタシを蝕んでく。




そして、残るは壊れたココロ。

壊れたアタシ。



☆ ★ ☆ ★ ☆



ある晴れた日。

肌寒い頃にしては、少し汗ばむような陽気で。

公園ではピクニックをしている人たち。

横を歩いてく。



空のように晴れたココロ。

アタシ、気付いた。

「無理」してた。

ホントはずっと泣いてた。

泣いてるアタシを許せなかった。

アタシをオカシイと思ってた。



「ジョウシキテキなヒトにならなくちゃ。。。」

「変な目でミラレタクナイ」



独りぼっちになりたくなくて。

我慢しすぎて、痛くて。

でも、泣いててもいいんだ。

変でもいいんだ。

変な目で見られても。

ヒトがアタシを蔑んだとしても。

それでもいいんだ。

アタシが笑えば。

それでいいんだ。



☆ ★ ☆ ★ ☆




ヒカリが見えた。




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