* * 今日の空色 * * by * yuk!na
モクジ * カコ * ミライ
窮屈な所に居ました。 ずっとずっと、窮屈でした。 気付いてませんでした。 いや、気付いてない振りをしてました。
今思う。 窮屈でした。とても。
自分をそのまま出せなかった。 出したら「駄目」なのだと思っていた。
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私は「イイコ」に見られがちだ。 猫かぶりだから?(笑) それもあるけれど、顔がそういう風に見えるらしい。 (よく道聞かれるしね、今日も聞かれたしね、てか方向音痴なんだけどね) 自覚ないけど、中学の時は優等生だったらしい(先生に言われた) だけど、その頃から、めんどくさがりやで、 先生が授業中に放課後○○をやりなさいと言った時、 つい「めんどくせーなぁー」と(大きめな声で)言った(爆) したら、先生が皆の前で言った。 「君は優等生なのに、なんて事言うんだ!」 「すいません」って言うまで怒ってたな。
・・・気にしなかったけどね。
「私、優等生だったんだー、知らなかった!」と驚いたのと、 (てか、「めんどくせー」て言ってる時点で優等生じゃないだろ!笑) 人前で罵声を浴びる事の屈辱を覚えてる。 (私が悪いのだけれども)
だけれども、 自分を認められない所に身を置かなくてはならない時、 「イイコ」になってみました。 そうすれば、排除されずに、そこに居られたから。
気付いたら、憂鬱だなぁと思っていました。 その憂鬱な理由は、分かりませんでした。 ただ、憂鬱な気分を何かで紛らわす事をしていました。
そうしてなんとなく過ぎていく月日の中で、 自分の道を選ぶ時というものは、突然やって来た。
何が自分に合うのかワカラナイ。 何が自分に向いているのかワカラナイ。 どうしていいのか、ワカラナイ。
「こうしなさい」と言われ育って来たのに 突然「好きにしなさい」と言われた。
ワカラナイ。
・・・○○はイヤ。 ・・・××は結構好きかも。 ・・・△△なら遣り甲斐ありそう。 ・・・◇◇は大変でもやりたいと思う。
我侭に考えてみる。 私の場所を探してみる。 好きな事をしようと思う。 なんとなく分かってくる。 やってみると楽しくなってくる。 自分を好きになる。 私は私でいいんだ。
そう思えてくる。
そして、気付くのだ、窮屈だったのだと。
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