MEMORY OF EVERYTHING
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2002年10月14日(月) レヴォリューションなんてあまりに軽すぎるけれど。

「あの人のようになりたい」なんて、思ったことは殆どなかった。

人を羨むことは多い。けれどやはり信じているのは自分だったから。
生まれてからずっと側にいるのは自分だったから。
1番長く共に過ごした自分という人間を、私は裏切れないと思ったから。

けれど今、多分ほぼ初めて。

「あのコみたいになりたい」と、私は思った。



可愛くて。
優しくて。
素直で。
明るくて。
肌も白いし、
黒髪ストレートも綺麗。
話しやすくて、
・・・でもどこか、手の内の全てを見せてない。



彼女の周りに見せない部分(相手に寄るのかもしれないけれど)はどうか知らない。
けれど、今、私が彼女に見つける部分は眩しすぎるものばかり。
本当によく話すような仲になったのはごく最近だけれど、私はあのコが好きだ。

全然悟られもせずに、私のクラスの男の子と付き合っていたりする。
そんなところもすごいと思う。

彼女が「好かれる」ということに何の疑問も持てない。
私だって、男の子だったらほっとかないヨ(笑)。






どんなに望んだって、他人と同じになることはできないんだ。
でも私は、少しでも「好かれる」彼女に近づきたくて、

口が悪いところとか、
後ろ向きなところとか。
つい男子の悪口を言ってしまうところとか、
人と上手く立ち回れないところとかを。

変えていきたいと思っている。

自分改革。

こんなこと、考える時点でダサイと思ってしまうけど。




そう、彼女は「お姫さま」みたい。
ちょっとワガママなお姫さまタイプはいっぱいいるけれど、
そうじゃない。
きっと待っているだけで、白馬の王子様が迎えてくれるようなそんな、人。

そう。

私きっと、誰かのお姫さまになってみたいんだ。


ゆり |MAIL

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