他人 - 2005年10月05日(水) NHKで面白い番組をやっていました。小説作家が小学生に特別授業をするというもの。 まず、先生は子供たちに隣の子を1週間観察させ、メモさせた。 その後、そのメモを元に、自分なりに隣の子の放課後のつぶやきという 内面を描く文章を書かせた。 観察の時点では、隣の子は理解しがたい行動やおもしろい癖などを起こしていることに気づく。とにかくメモするだけ。 文章にするときに、となりの子の気持ちをその子になりきって考える。 でも大抵その子の本当の気持ちとは食い違っている。ここで気づくのは他の子の気持ちって自分とは違うと言うこと。たまに合致すると嬉しかったりする。また、その子の気持ちを考えてみても、結局それは自分の気持ちでしかないこと。 メモをするのは「自分の決めつけ」を捨て相手を見る。客観的観察。 気持ちを想像するのは「自分の決めつけを捨て、相手の考えを受け入れる」こと 食い違うと言うのは「他人」と「自分」を理解すること。視野認識の拡大。自分の気持ち「こういうときはこうするべきだ」という凝り固まった考えが如実に浮かび上がってくる。まれに合致すると嬉しいのは「共感」を味わうこと。 人を理解するということの練習だと思いました。これは大人がやっても面白いし、視野を広げられるのではないかと思います。 「なんでこの人は、変なこと考えるんだろう?いやだな」って思ったときこれをやってみると幅の広い人間になれるだろうと思います。 犬のおやじは人の観察が昔から好きです。茶化してるわけではないよ。多分。 ...
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