ヴァレンタインデイ。 - 2002年02月14日(木) 今日はバレンタイン=デイです。愛を告げる日です。お世話になっている男性に女性が御礼をする日です。新しい形のお中元やお歳暮に近いものを感じます。 今となっては今日この日に告白されることなど確実にありえない年齢と日々を送っているので数年前よりは幾分穏やかにこの日を迎えております。 しかし、犬のおやじに告白しようとしている全国の女性がこのコラムを読んだら引いてしまうと考えられるので言っておきます。 「エブリデイ、オールデイ、エヴリワン、ウェルカム。」 犬のおやじもひとりの性少年としてバレンタインデーは意味もなくドキドキしながら登校したものです。 そんなころを思い出しながらバレンタインデーに見られる学校の風景をいくつか紹介します。 まず、この日だけ男子生徒達の登校は早いです。いつもはあんなだらしのない彼も遅刻はしない。しかし彼は気づいていないのでしょう。当日ではなく以前からの努力の積み重ねが今日という日につながっていることを。下校時間も遅くなります。やたらに教室に残る人数が多いです。今日だけ残っても仕方ないのに。 前日に男子生徒の多くが置き勉(教科書を机に入れたままかえる)をやめます。意味のないスペースを空けるため。そしてやたら一人になりたがります。寂しさを味わうだけです。 人生の勝者と敗者にはっきりと分けられます。 ...
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