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懊悩煩悩 目次|過去|will
またしばらく放置気味ですみません。ご報告が遅れましたが、ようやっと身の振り方が決まりまして、少し腑抜けた状態ながらも卒論をやりに日々図書館へという生活を送っとりました。桜散り、稲穂実らず、行く手は索漠たる荒野が広がるばかりかと暗澹たる気持ちでありましたが、いやはや冬に実る果実もあったのだということですな。とんとんとん、と最終面接まで行ってその場で内定をもらった時は夢でも見てるんじゃないかと思ったほどに現実感を伴わないものでした。挨拶をして会社を出てから、何度も顔をつねってみたりして。んであんまり痛くないもんだから、こりゃ夢かもなーと思いつつ次の日改めて給料・待遇等の確認をしに会社に行って、ようやっと実感らしきものが湧いてきたというか。本当に苦しんだ日々が長く、涙なんて出ないもんなのだなぁとしみじみ思います。しかしまあ粘りに粘った甲斐があり、自宅からちゃりんこで20分弱という超近場の事務職と相成りました。親からは「ホントにあんたは近場で仕事するのが好きやねー」と笑いまじりに言われたりしますが、我ながらそう思いますよ。
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